クルマの先進安全機能を「知る」だけではなく、「使う」
そして「安全に快適に移動を楽しむ」ための情報提供サイト
株式会社住商アビーム自動車総合研究所(本社:東京)は、国土交通省が推進する第7期ASV推進計画*において、普及啓発活動を受託しております。その活動の一環として開設している、ASV(Advanced Safety Vehicle:先進安全自動車)/ADAS(Advanced Driving Assistant System:先進運転支援システム)に関する情報を一般ユーザー向けに発信するウェブサイト「Drive Safe!」を、本日、リニューアルいたします。(URL https://drivesafe.jp/ )
近年、ASV/ADASの安全技術は普及が進んでいますが、ドライバーの中には、理解が不充分であるため 有効活用できていなかったり、逆に機能を過信するといったケースも見られます。「Drive Safe!」は、幅広いドライバー向けにASV/ADASに関する情報を提供するウェブサイトとして昨年3月に開設されました。運転が好きな人・運転が苦手な人、日ごろから運転する機会が多い人・たまにしか運転しない人など、 それぞれに合ったお役立ち情報を動画やコラム記事で提供しています。
今回のリニューアルでは、ユーザーにとってより情報を探しやすくするため、
・トップページ上部にお勧め記事を掲示
・ユーザーの関心テーマを探しやすいハッシュタグ機能を追加
・ウェブサイト内キーワード検索窓の新設
を行います。
また、関連機関・団体のサイトをバナー表示することで、ユーザーがそれらのサイトからも情報を得やすくし、より深い理解を促進します。
先進安全機能は、ユーザーに正しく使ってもらってこそ意味があります。しかし、国土交通省が実施したアンケート調査では、 クルマ好きのユーザーは積極的に新機能を利用しているけれども、実は重要な 機能限界については充分理解していなかったり、逆にクルマの運転は苦手というユーザーが、運転を安全で楽しくするための機能を使っていなかったり、そんな様子が見えてきました。
近年、ASV/ADASは世界の自動車メーカーの競争領域として目覚ましく進化しています。中には、ハンズオフ機能を備え、ドライバーの運転負荷を大幅に減らすことで安全運転につなげる技術も登場しています。しかし、ASV/ADASは、あくまでも運転を補助するものであり、自動運転ではありません。また、 システムには限界もあります。ですから、ASV/ADAS利用者には機能を過信せず、まだ使っていないという方にはそのメリットを正しく理解していただいた上で、より多くの方々に安全機能を「使って」ドライブを楽しんでいただきたい、そんな思いでこのDrive Safe!をお届けしています。
*ASV推進計画:
国土交通省では、ASV推進計画を1991年から始めており、その間に数々の先進安全機能が開発・普及されてきました。また、自動車メーカーも、事故をなくし、楽しく運転するための技術開発に積極的に取り組んでいます。
第7期ASV推進計画においては、「誰もが使用する技術となったASVの正しい理解・利用の徹底と効果的な普及戦略」というテーマを掲げ、
1. 現在有効活用されていないASV技術を正しく活用することによる事故防止
2. 機能の誤った理解・使用による事故防止(過信・誤解による事故防止)
を目指しています。
イベント情報や調査情報などの最新ニュースや、ASV/ADASに詳しい専門家やコラムニストによるコラムなど多彩な情報から、ユーザーが関心のある記事を簡単に取り出せるように、検索機能を強化します。
ハッシュタグ:
<ご参考>サイトの構成
■ASV/ADASを知ろう!
ASV/ADAS各機能の分かりやすい解説と注意点を動画で紹介しています。
■コラム
ASV/ADASに詳しい専門家やコラムニストが安全の本質を語ります。
■最新事情
イベント情報やASV/ADASに関する調査情報、国内外の最新事情を発信します。
■ASV/ADASを体験しよう!
運転の初心者・上級者などそれぞれに合ったお役立ち情報を動画で紹介します。
Drive Safe!プレスリリース_20250602_PDF版
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社住商アビーム自動車総合研究所
担当:海野・鈴沖
TEL:03-6285-4600
E-mail: jimukyoku@sc-abeam.com