自動運転の社会受容性を高めるために何が必要だろうか?

 

 自動車業界で関心が高まっているテーマや話題を選び、それについてのアン
ケートへのご回答をお願いしております。次号メールマガジンにて、ご回答頂
いた皆様のご意見も踏まえたレポートを発表致します。

 今月のテーマは「自動運転の社会受容性を高めるために何が必要だろうか?」
です。皆様の率直なご意見をお待ちしております。

自動運転の社会受容性を高めるために何が必要だろうか?
(アンケート実施 : 2017年2月21日配信メールマガジン)

質問

 

 自動運転技術や自動走行システムについてメディアが取り上げない日はない
くらい、昨今この分野を巡る世界の動きが活発化しています。しかし今のとこ
ろ、自動車メーカーや部品メーカー等を中心に、技術開発の発表や実証実験の
取り組みに関する報道や広報が先行している状況と思われます。

 一般の車の保有者やユーザーは、とりわけ車好きの方は別として、そもそも
自動運転とは何か、現在どれくらいの自動運転ができて、将来はどうなるのか
等について、まだ正確な理解を持てないでいるのが実態なのではないでしょう
か。自動車メーカー等企業側も、これからどのような自動運転機能を持った車
を市場に提供していけば、消費者に喜んで受け入れられるか、検討を重ねてい
るのが実情ではないかと思われます。

 そこで、これから自動運転が社会で認知され、社会受容性が醸成されていく
ために求められることは何でしょうか? 皆様のご意見を伺いたいと思います。

 答えは一つではないでしょう。また回答される方の立場や、その人が自動運
転と今後どのように接していくかなどによっても、答えは必ずしも一つではな
いでしょうが、ここでは皆様が今、以下の中から一つだけ選ぶとすればという
仮定で、ご回答いただければ有難いです:

1. 教育や啓発、広報活動

2. 試乗の機会

3. 公道等での実証実験

4. 交通事故時の法的な責任体系の確立

5. 価格面での優遇 

6. その他

 次号ではいただいたご回答やコメントに基づき、自動運転の社会受容性の向
上についてレポートをご報告させていただきたいと思います。

 

アンケート結果