国内自動車産業にとっての適当な為替水準について

   自動車業界で関心が高いテーマを設定し、アンケートをさせて頂きます。
翌月、ご回答頂いた皆様の声をもとにそのレポートを発表致します。

今月のテーマは「国内自動車産業にとっての適当な為替水準について」です。
皆様の率直なご意見をお待ちしています。


国内自動車産業にとっての適当な為替水準について
(アンケート実施 : 2014年10月21日配信メールマガジン)   

                                              
質問 

 ここ最近において為替レートが急激に円安に動いており、今後の動向に注目
が集まっています。

 かつては、リーマン・ショック等の外部環境の影響もあり、民主党政権時代
には為替レート(円/米ドル)が史上最高の 75.98 円(2011年 10月 28日)と
なる等、円高基調となりました。

 その後、2012年に自民党が政権に返り咲いて以降、日銀の金融緩和等アベノ
ミクス効果もあり、為替は 100 円台にまで円高是正され、暫く同水準で推移し
ておりましたが、ここ数ヵ月において更に円安が進み、2014年 9月 30日には
109.45 円をつけるに至りました。
(出典: 為替は三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング公表の TTM レート)

 円安傾向は、輸出産業にとっては追い風となりますが、輸入産業にとっては
向かい風となります。製造から販売・流通までのバリューチェーン、及びサー
ビスステーション等の周辺産業も鑑みた場合に両方の要素を併せ持っていると
言える国内自動車産業にとって現在の為替水準は適当なのでしょうか。

 国内自動車産業「全体」を考えた場合に、現在の為替水準(円/米ドル)か
ら今後どのように動くことが望ましいのか、以下選択肢の中から読者の皆様が
最も当てはまると思われるものを一つお選び下さい。
 
1. もっと大きく円安に振れて良い(121円~130円程度(1990年代後半水準))

2.もう少し円安に振れて良い(111円~120円程度(2000年代中頃水準))

3.現行水準維持が望ましい(106円~110円程度(現行水準))
 
4.もう少し円高に振れて良い(100円~105円程度(2012年頃の水準))

5.もっと円高に振れて良い(~99円(2000年代後半水準))

6.その他

  

  
      

アンケート結果