自動車はヒトとモノの移動手段として世界中の産業に革命をもたらしました。しかし自動車産業の発展と共に、私たちは環境問題や交通事故など、様々な社会課題にも直面しています。
今、自動車産業は100年に一度と言われる大変革期を迎えています。新たなモビリティサービスの急速な拡大、環境規制に対応した電動化(EV)の進展、そしてIT技術やAIを活用したSDVや、自動運転技術の発展により、業界の姿は大きく変わりつつあります。また自動車メーカーの競争力は、従来の車体設計や製造効率から、ユーザーニーズへの対応や社会課題の解決といった新たな価値創造の提供へとシフトし、異業種からの参入、新興プレーヤーの台頭や業界再編も加速しています。
このような変化の中、私たち住商アビーム自動車総合研究所は、株主である住友商事の長年にわたり築いてきたグローバル自動車・モビリティ事業基盤やビジネス・ネットワーク、及びアビーム・コンサルティングの経営革新や事業成長、収益向上のためのソリューションやノウハウを活かし、コンプライアンスを遵守しながら、偏りのない公正かつ透明性の高いサービス・情報提供を心がけて、ステークホルダーの皆様の価値向上を支援する「私たちならではのサービスと情報」を提供していきます。
また自動車の先進安全技術の普及や自動運転実装の促進、AIの活用など、自動車業界の変化を先取りして社会課題の解決を支援するとともに、ステークホルダーの皆様と新たなビジネスを構築していくことを目指し全力を尽くしてまいります。
株式会社住商アビーム自動車総合研究所
代表取締役社長 中山 浩一郎