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コラム

AYAの徒然草(94)  『ストレスは、人生の○○○○だ!』

仕事で成果を出すことにも自分を輝かせることにもアクティブなワーキングウーマンのオンオフの切り替え方や日ごろ感じていることなど素直に綴って行きます。また、コンサルティグ会社や総合商社での秘書業務やアシスタント業務を経て身に付けたマナー、職場での円滑なコミュニケーション方法等もお話していくコーナーです。

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第 94 回 『ストレスは、人生の○○○○だ!』

私が産業カウンセラーになるために勉強したとき、「ストレス」についても様々なことを学びました。今日は、そのほんの一部をお話します。

みなさんが、「疲れた」とか、「なんか調子が悪い」「やる気が出ない」といった状態のとき、原因を「最近、なんだかストレスがたまっているな」と「ストレス」のせいだと感じることがあると思います。そして、その悪者だと思い込んでいる「ストレス」を解消するためになんとかしなくちゃ、と思いますよね。それは、ごく自然なことです。

でも、私たちの生活って、実はストレスだらけなんですよ。生きている以上、ストレスから開放されることはないんです。たとえば、私たちの意思ではコントロールできない暑さ寒さといった気候などに体を適応させるとき、私たちの体はストレスを感じています。おなかが空いたときも、また、食事をするときですら体はストレスを感じています。食事は、体内に異物が入ってくるのですから、それが自分の好きなものでも嫌いなものでも、体(胃や腸)にはストレスがかかっているのです。つまり、自覚のないストレスもあるのです。

一方、自覚のあるストレスとは、たとえば、仕事が変わって新しい環境や業務に慣れなくちゃいけないとき、眠いのに我慢して仕事をするとき、ややこしい人間関係の中にいるとき・・・などです。このようなときのストレスは、みなさんも実感したことがあるのではないでしょうか。

しかし、同じような環境でも、人によってストレスを感じない人もいれば、ストレスに耐え切れず疲弊してしまう人もいるように、ストレスの感じ方は人によって違い、個人差があるのも事実です。

また、「ストレス」って悪者扱いされがちですが、実は、ストレスがなければ、私たちは人間的な成長をしません。たとえば、仕事などで、目標を立てたり締め切りを設けたりすると、プレッシャーを感じ、それがストレスになってしまいますよね。でも、こうしたものがあるからこそ、人は意欲を持ってものごとに取り組み、努力を重ねます。目標がなければどうでしょうか?到達すべき地点がはっきりしていなければ目指すものがわからず、私だったらやる気が出ません。また、締め切りがなければどうでしょうか?私だったら永遠にやらないかもしれません。

すなわち、ストレスは、なければ良いというものではないんです。全くないと、人の生産性は低くなるのです。しかし、逆にストレスが過剰だと、心身ともに疲弊し、生産性は急落してしまいます。つまり、適度なストレスがある状態が、人の生産性を高く保つのです。

それは、適度なストレスが、人のやる気を振るい立たせたり元気づけたりする刺激になるからです。交感神経を目覚めさせ、集中力や判断力などを高めてくれるのです。このようなストレスのことを、「快ストレス」と呼びます。快ストレスは、あった方が良いストレスなんです。そうそう、運動をした後の爽快感なども、快ストレスがもたらしてくれるものなんですよ。

反対に、慢性的に続き心身を疲弊させ、最悪の場合は疾病の原因となってしまうようなストレスのことを、「不快ストレス」と呼びます。当然、こちらのストレスは、ない方が良いストレスですよね。もしも、自分が不快ストレス状態になっていると気づいたら、ゆっくりと休養をとってリフレッシュすべきです。

ところで、一般的には「ストレス」と聞くと、すぐに後者の「不快ストレス」の方を思い浮かべると思います。心が沈み暗くなるようなイメージを抱きますよね。でも、これからは、ストレスと言ったら「快ストレス」の存在を意識するようにしてみてください。ものごとに対して前向きに取り組むように作用して人生にプラスになるストレスもあるんだと思えば、なにか少しでもつらいことにぶつかったときに、良い方向にとらえることができるかもしれません。

つまり、ストレスとうまく付き合えば、ハリのある生活を可能にすることができるということです。そして、心身ともに健康な生活を送るためのポイントは、快ストレスの状態にいるということなんです。

1936年に、カナダの生理学者 セリエ博士が「ストレス学説」を発表してから、よくこの「ストレス」という言葉が使われるようになりました。また、セリエ博士は、「ストレスは、人生のスパイスだ!」と言っています。スパイスの効いていないお料理なんて、味気なくて美味しくないですよね。でも、スパイスが効きすぎても味が濃すぎて食べられません。適度なスパイスの量が一番美味しいですよね。

私は、セリエ博士のこの名言を知ったとき、私も快ストレスとうまく付き合ってピリっとスパイスの効いた人生を、元気いっぱいに過ごしていきたいと思いました。今もそう心掛けているつもりです。仕事以外のことでも、自分なりの目標や締め切りを設定したりしています。

さて、みなさんはいかがでしょうか?ストレス(快ストレス)とうまく付き合いながら、スパイスの効いた人生を歩んでいますか?

<佐藤 彩子>

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