レベル 2高度運転支援システムに期待する価値について

 

 自動車業界で関心が高いテーマを設定し、アンケートをさせて頂きます。翌
月、ご回答頂いた皆様の声をもとにそのレポートを発表致します。 

 今月のテーマは「レベル 2高度運転支援システムに期待する価値について」
です。皆様の率直なご意見をお待ちしております。

レベル2高度運転支援システムに期待する価値について
(アンケート実施 : 2016年7月19日配信メールマガジン)

質問

 日産自動車は 7月 13日に、新型セレナを 8月後半より発売する旨を発表しま
した。なお、この新型セレナでは、量産車では初となる高速道路のみ起動可能
な自動運転システム(先行車追随、コーナリング、合流、車線変更、渋滞時の
停発車、からなる高度運転支援システム)を搭載する「セレナ プロパイロッ
ト」も市場投入されます。

 高度運転支援システムについては、これまで欧州プレミアム車や米国のテス
ラ等高級車を中心に搭載が始まったところですが、今回のセレナ投入により、
一般層にも手が届くものになってきました。これを機会に、所謂「レベル 2」
の世界が今後普及するのではないか、と筆者は期待します。然し、一方、既に
報道の通り、テスラの米国における数件の事故の問題もあり、新技術を社会が
すんなりと受け入れるのかはまだ議論がありそうです。

 そこで今回は、「レベル 2 高度運転支援システムに期待する価値」について、
読者の皆様とご一緒に、メーカーではなく消費者の目線に立って考えて見よう
と思います。既に、レベル 2 システムを活用されている方も居られることと思
いますが、次月号で本文を配信するころはまだセレナ発売寸前ですので、敢え
て「期待」という言葉で括らせて頂きます。

 つきましては、読者の皆様にご意見をお願いしたく、以下に挙げます選択肢
の中から、皆様がお考えになる「価値」として、最も当て嵌まるものを一つお
選び頂けます様、お願いします。

1.運転支援機能により、本来面倒な運転シーンを回避できる「楽々感」

2.運転支援機能により、人間の関与が一層減ることで事故削減に繋がる「高
 度な安全性」

3.運転支援機能により、運転したい局面だけ存分に運転を楽しめる「走る歓
 び」

4.運転支援機能により、運転の無駄が削減されることによる燃費等「効率性」

5.運転支援機能が搭載されたことで、却って気が緩み、事故に繋がったり、マ
 ナー低下を招いたりすることを心配する「負の価値」

6.  その他

アンケート結果