自動車業界における特許の供与や公開について

自動車業界で関心が高いテーマを設定し、アンケートをさせて頂きます。
翌月、ご回答頂いた皆様の声をもとにそのレポートを発表致します。

 今月のテーマは「自動車業界における特許の供与や公開について」です。皆
様の率直なご意見をお待ちしております。


 

自動車業界における特許の供与や公開について
(アンケート実施 : 2015年1月20日配信メールマガジン)   

                                              
質問 

  

 去る 1月 6日、米ラスベガスにて開催された CES (コンシューマー・エレク
トロニクス・ショー)にて、トヨタ自動車は FCV 関連特許 5,680 件を無償公
開することを表明しました。その理由としてトヨタ自動車は、「FCV 導入初期
段階においては普及を優先し、開発・市場導入を進める自動車メーカーや水素
ステーション整備を進めるエネルギー会社などと協調した取り組みを進めるた
め」と説明しています。

 自動車業界における特許は、ある程度市場に普及済みの技術の特許を有償で
供与する例が一般的ですが、昨年 6月にテスラ・モーターズが EV に関する特
許約 200 件を無償で公開したことも記憶に新しく、さらに今回のトヨタの件も
あり、今後も特許の公開が進むことも考えられます。

 このような、自動車業界における特許の供与や公開は、今後どのように進む
とお考えでしょうか。最も可能性が高いと思われるものを、以下の 5 つよりお
選びください。

1.  市場導入初期段階で、無償で公開される特許が増える

2.市場導入初期段階で、有償で供与される特許が増える 

3.ある程度市場に普及してから、無償で公開される特許が増える

4.ある程度市場に普及してから、有償で供与される特許が増える

5.特許の公開・供与はいずれも増えない 
    

アンケート結果