米ビッグスリーの今後の資本増強策について

質問

◆米GMの資金繰り逼迫。銀行団が2006年7月に設けた回転信用枠を全額利用へ

回転信用枠45億ドルのうち残っている35億ドル(約4200億円)全額を利用する方針だと発表。現在進めているリストラ経費に充てると説明している。

GMは今回借り入れる資金で、10月が返済期限の負債7.5億ドルを返済する予定。関連会社デルファイの再建支援にも12億ドル以上を充てる。

<自動車ニュース&コラム 2008年 9月 21日号より>

◆米クライスラー、1~8月の赤字が4億ドルに。米WSJ紙が報道。

売上が前年同期比で24%減少。

<自動車ニュース&コラム 2008年 9月 24日号より>

◆米上院、米ビッグスリーへの250億ドル(約2.7兆円)の政府低利融資を承認

既に下院も通過しており、ブッシュ大統領が署名すれば成立する。

<自動車ニュース&コラム 2008年 9月 29日号より>

米ビッグスリーは燃料費高騰による大型車の販売不振、及びサブプライムローンの影響による米国市場の冷え込みを受け、本日の注目ニュースでも触れているとおり、厳しい局面に立たされています。

米政府も低利融資を発表しており、ビッグスリーの現在の資金繰りの厳しさも表面化してきました。

そこで、今後、ビッグスリーの資本増強策として、既に発表されている政府による低利融資等の支援以外で、最も効果があると考えられるものを以下の選択肢よりお選び下さい。

また、よろしければ選択された理由についてもお聞かせ下さい。

  1. オートリース事業やファイナンス事業等の本業以外の事業の売却を進める。
  2. 米国以外の地域での事業の売却を進める。
  3. 傘下に持つメーカー、ブランドの売却を進める。
  4. 本体に対して他自動車メーカー等、第三者からの出資を受け入れる。
  5. その他

集計結果

オートリース事業やファイナンス事業等の本業以外の事業の売却を進める 54
米国以外の地域での事業の売却を進める 24
傘下に持つメーカー、ブランドの売却を進める 24
本体に対して他自動車メーカー等、第三者からの出資を受け入れる 31
その他 8
合計 141