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コラム

AYAの徒然草(33)  『ちょっとした意識の持ち方や工夫で、何でも楽しくなる方法』

仕事で成果を出すことにも自分を輝かせることにもアクティブなワーキングウーマンのオンとオフの切り替え方や日ごろ感じていることなど素直に綴って行きます。また、コンサルティング会社や総合商社での秘書業務やアシスタント業務を経て身に付けたマナー、職場での円滑なコミュニケーション方法等もお話していくコーナーです。

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第33回 『ちょっとした意識の持ち方や工夫で、何でも楽しくなる方法』

最近、「水筒」の売れ行きが好調だそうです。デパートの水筒売り場は面積を広げ、種類もとても豊富になっていました。今の季節は、ピクニックに最適な爽やかな季節なので、きっと、家族向けの大きな水筒が売れているんだろうと思っていたら、どうやら違うようなんです。

よく売れるのは、直接口を付けて飲む一人用の小さい容量のタイプで、利用するのは、若い女性が中心なんだそうです。若い女性が水筒???と意外な結びつきにちょっと驚きませんか?そんな女性たちの間では今、職場の自分の机の上にカッコいい水筒を置くのがおしゃれなんだそうです。その証拠に、一番の売れ筋は、メタリック色で細身のスタイリッシュなデザインのものだそうです。カッコいい「 My 水筒」に、家で淹れたお茶を入れて職場に持参するのです。職場だけではなく、オフの日のちょっとした外出時に喉が渇いたら、My 水筒で喉を潤すという女性も多いそうです。

また、My 水筒と同様、「My 箸」(携帯箸)を持ち歩いて使っている人もよく見かけるようになりました。外食する時や外で買ったお弁当を食べる時、割り箸を使わずに、持ち歩いている自分の箸で食べるのです。先日、デパートの箸売り場をちょっと覗いてみたら、象牙や漆塗りでできている高級箸から、納豆箸やさしみ箸などのような用途によって使い分ける箸まで様々な箸が取り揃えられていて、見ているだけでもとても楽しいものでした。
最近の売れ筋は、My 箸ブームの影響で、お箸の真ん中で 2 つに分かれるネジ式の携帯箸だそうです。組み立てると普通の箸と同じ長さになるのです。携帯箸を持ち歩いても、短めの使いにくい箸では、美味しいものも美味しくなくなり、食べる楽しみが半減してしまいます。そんな思いから、使いやすさとコンパクトさ、さらには見た目の美しさも兼ね備えた携帯箸が人気のようです。
喉が渇いたら、飲み物はいつでもどこでも買えると言ってもいいほど、コンビニや自動販売機が至るところにあるのに、My 水筒を持ち歩く習慣があるというのは、若い人の間でも環境にやさしい消費生活を送ろうとする意識が高まっている証拠です。缶やペットボトルはリサイクルできますが、リサイクル専用の運送費や分別回収・リサイクル作業にコストがかかるのは当然です。また、家庭内で再利用するにも限界があり、環境保護のためには、ゴミとして出さないように心掛けることが一番良いのです。お財布にも環境にもやさしいおしゃれな My 水筒は、私たちのエコ意識を高めるのに大活躍しているんですね。
また、割り箸消費大国に住む私たち一人ひとりに、おしゃれで機能的な My 箸(携帯箸)を持ち歩く習慣が身につき、飲食店などで、「割り箸はいりません!」と言い切って割り箸を使わなくなれば、割り箸の消費は激減しますよね。
原材料の森林伐採が進むと地球温暖化の進行につながりますし、それに最近は、原材料の輸入元である中国での木材の価格が上がっている影響で、割り箸の価格が高騰しています。My 箸(携帯箸)を持ち歩く習慣で、環境問題を考えるきっかけになると同時に、こういう小さな実践をきっかけに、「使い捨ては良くない」という意識も一緒に身につくと良いなぁと思います。
このようなエコ活動は、誰もが「良いこと」・「正しいこと」だと頭の中ではわかっていることだと思います。でも、いざ、やろうと思うと面倒くさかったり、楽しいと思えなかったりしてなかなか行動に移せていない人って意外と多いのではないでしょうか。誰かのために・何かのためにはなっていても、自分自身にも何か楽しみや得することがないと、なかなか始められないものですよね。だから、My 水筒や My 箸のように、おしゃれに楽しくエコ活動ができる工夫は、つくづく、素晴らしい発想だなぁと思います。

自動車で言えば、「エコドライブ」が、そのような感覚を持つことの 1 つではありませんか?頭の中では、地球温暖化防止に貢献することはわかっているし、燃費が良くなる、さらには車をいたわった運転なので車自体が長持ちすることもわかっています。でも、運転する時に、常にエコドライブを意識して運転できるかと言えば、やっぱりどこかで意識が薄くなってしまって、運転中ずっと継続はできなかったりするものですよね。エコドライブインジケーターが搭載されていて、エコドライブへの意識啓発を図るような車があったり、また、業務用で、ドライバーの安全運転を励行するためのツールとして、ドライバーの急加速・急ブレーキなど日常の運転操作を細かく計測するような精密機械を搭載している車があるという話を聞いたことがあります。

でも、さらに一歩進んで、ドライバー自身にも何か目に見える形で得をするようなことがあったり、また、もっと楽しさを感じるようなことがあれば、常にエコドライブを心掛けることができるのになぁと思うのです。
例えば、運転を終えて車を降りる時に、今日一日の自分の運転操作の計測データを元に算出された「エコドライブ点数」が出てくるんです。「あなたの今日のエコドライブ点数は 80 点です!」というように。そして、その点数は、スーパーなどのポイントサービスのように、どんどん積み重ねて貯めることができ、いつか、その貯まったポイントを、いろんなものに交換できるというシステムがあったらいいのになぁと思うんです。そんなシステムがあったら、「エコドライブ点数」を貯めるのが楽しくなってきませんか?その貯まったポイントで、自動車税を払う時にその点数分安くしてもらえるとか、また、エコドライブは事故防止にもつながるので、自動車保険の保険料が安くなるというような優遇を施すのです。エコドライブをすればするほど、ドライバー自身も得をするんです。そうすると、点数を貯めるのが楽しくなりますし、同時にエコドライブに対する意識がさらに高まり、結果的に環境負荷への軽減に貢献できると思うんです。

何事も、強制されてやることは長続きしないものです。面倒なことやイヤなことでも、自分なりに楽しみをみつけて、意識を変えて実践してみることが大事なんですね。これは、My 水筒や My 箸、エコドライブのような、「おしゃれ」・「楽しい」・「自分自身も得をする」がキーワードだったエコ活動以外のことにも当てはまることだと思うんです。
仕事だって、課せられた業務だと思って淡々と作業を進めるのと、自分で何か楽しみややることの価値を見出してから進めるのとでは、気持ちの満たされ方が全然違うと思います。また、ダイエットなどもそうです。健康を気遣ってダイエットを試みても、食べたいものを制限しないといけない・億劫な運動をしないといけないと思うから途中で挫折しちゃうんです。ダイエット後の自分のカッコいい姿をひたすら想像しながら挑戦すれば、モチベーションが上がると思うんです。こんなふうに、ほんのちょっとした意識の持ち方で、何でも楽しくすることができるんです。

私も、これからは、おしゃれな水筒を買って、My 水筒でお茶を会社に持参します。夏に向け、だんだん暑くなってきても、魔法瓶のおかげでいつまでも冷たいお茶が飲めるのは良いですよね。水筒の中で氷がカランコロンと鳴るキンキンに冷えたお茶を、仕事中暑く(熱く?)なった時にゴクゴクと飲めば、仕事もとてもはかどりそうな気がします。

<佐藤 彩子>

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