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コラム

中国フラッシュニュース(6)『上海GMの自動車ローンがスタ… 

飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している中国自動車市場。

住商アビーム自動車総研の提携先であり、中国自動車業界に精通したコンサルティング会社オートビジョン有限公司の総経理である張浩群が、中国自動車業界のホットな話題をお伝えするコーナーです。

第6回『上海GMの自動車ローンがスタート』
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8月 5日、上海 GM 系列の自動車ローン会社「上海通用汽車金融有限公司」が、外資系ノンバンクとして初めて中国銀行業監督管理委員会(銀監会)から正式免許を取得し、サービスを開始した。同社の業務内容は、主に専売店・代理店への金融支援を行う「卸し」業務と、上海 GM の車を購入しようとするユーザーに自動車ローンを提供する「小売り」業務の2つがある。

これまで中国の国有銀行が自動車金融ビジネスを独占してきた。しかし、2004年に入り、積み重ねてきた莫大な不良債権(1800 億元の貸出し額に対し 950 億元の不良債権)問題が顕著となり、国有銀行による自動車金融ビジネスは、金融当局にストップをかけられ、ほぼ開店休業状態に陥っている。

自動車メーカー系のノンバンクの動きが俄然注目を集めてきた。2003年の上海 GM、VW、トヨタに続き、2004年、フォードも金融当局から許可を取得した。そのほか、第一汽車、湖南長豊汽車、福田汽車などの国内自動車メーカーも自動車金融会社の設立を申請した。

金融当局は、明言こそしていないものの、「外国系自動車メーカーを先行させる」というスタンスが明白である。金融当局の責任者は心の底から、中国の自動車メーカー、金融機関に不信感を抱いており、最低 2年間、海外自動車メーカー、またはその合弁会社のノンバンクの運営状況を見てから、国内自動車メーカー系列のノンバンクへ認可を出すと見られている。

<張 浩群>

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