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コラム

中国フラッシュニュース(7)『ASIMCOの“チャイニーズ”ド…

今後数年以内に日本を上回るとされる中国自動車市場。

住商アビーム自動車総研の提携先であり、中国自動車業界に精通したコンサルティング会社オートビジョン有限公司の総経理である張浩群が、中国自動車業界のホットな話題をお伝えするコーナーです。

第7回『ASIMCOの“チャイニーズ”ドリーム』
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2004年3月4日、ASIMCO の中国進出が満10年になった。

2004年 7月末、中国における ASIMCO の 15 番目の合弁企業である、ASIMCOCamshaft (儀征)有限公司が設立の記者会見を行った。2004年、350 百万ドルの売上を目指すという。

ASIMCOグループのCEOであるJack Perkowski氏のインタビュー内容によると、

(1) 1992年8月、Perkowski氏は、「クレジットカード一枚で」初めて中国の土を踏んだ。
中国で 40 都市の 100 企業を訪れた後、中国の自動車部品業界への初めての投資として、安徽省寧国県の小さな個人経営のゴム部品メーカーの60 %の株式を取得した。

(2) ASIMCO には、技術も資金もなかった。そのため、ASIMCO のビジネスモデルは、アメリカで資金と技術を調達し、中国で発掘した有望投資先へ投入するというものであった。

(3) これまで出資・買収した14の中国企業のトップをすべて交代させた。
旧来の国有企業の経営者も、外国人の経営者もうまく行かなかった。
現在起用しているのは、留学経験を持ち、理工系出身のテクノクラートが中心を占める
いわゆる「仲介+投資」である。

(4) 2004年、既存14の部品会社のうち、山西にあるエンジン部品企業以外に、全部黒字化している。
年間利益は3000万ドルに達する見込みである。

(5) これまでの10年間は中国市場の布石を行ってきた。
これからは生産拠点の能力増強に力を入れたい。
今後5年間、売り上げを10億ドル目指したい。

Perkowski 氏の夢は、着実に現実化への道を歩んでいる。

<張 浩群>

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