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コラム

AYAの徒然草(72)  『すずしくなってきたのに、熱くなりたい私はおかしいでしょうか?』

仕事で成果を出すことにも自分を輝かせることにもアクティブなワーキングウーマンのオンとオフの切り替え方や日ごろ感じていることなど素直に綴って行きます。また、コンサルティング会社や総合商社での秘書業務やアシスタント業務を経て身に付けたマナー、職場での円滑なコミュニケーション方法等もお話していくコーナーです。

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第 72 回 『すずしくなってきたのに、熱くなりたい私はおかしいでしょうか?』

みなさんは、「燃えるような恋がしたい」と思うことってありませんか?私は、最近、よくあります。でも、それって、今の私に「燃えるような恋心」がないからそう願うわけで、いつも燃えるような恋をしている人は、敢えてそう思う瞬間すらないんだろうなと思うんです。
では、一体いつから私は「燃えるような恋心」がなくなったのか?少なくとも、学生の時は、常に「燃えるような恋」をしていたような気がします。好きな人ができると一気に気持ちが舞い上がり、ほかの男性が視界に入らないくらい、その人を好きになっていたような気がします。それなのに、今は、気持ちが舞い上がる前に、色々と現実めいたことを考えてしまうんです。

人は、年を重ねれば、知識や経験が蓄積され、自分の中でいろんな経験則ができあがってきますよね。そうやって人は成長するんだと思うんです。恋愛に関しても同じで、過去の経験から、こういうケースだとこうなるだろう、ああなるに違いないと結果を予想しながら行動に出てしまいます。だから、若い頃(と言ってもそう前ではありませんよ)は、なんに関しても経験不足というか知識不足のせいで、そう深刻に考えずに行動に移せたような気がします。私は、「いいなぁ」と思う男性がいたら「よ~し!当って砕けろだ!」と、後先考えずに積極的に告白していました。そして、結果として、何度となく、無残にも砕けていました。

砕けた(振られた)結果、自分は世界で一番不幸なんじゃないかと思うほど落ち込み、悩み、友達から慰められ、立ち直り、笑顔が戻り・・・そういう青い日々を送っていたような気がします。そんな淡い思い出がよみがえると、あの頃の気持ちに帰れたら、と思うときがあるのです。恋愛に対する「情熱」の火をもう一度灯したいというか、消えかかっている火を生き返らせたいような、そんな気持ちになるんです。

「情熱」といえば、以前、私は友達からこんなことを言われたことを思い出しました。「情熱的な男性は要注意だよ!」と。情熱的な男性は、好きになったときは愛情をたくさん注いでくれるけど、その熱が冷めると、一気に冷たくなるから。つまり、冷めてくると、情熱を注ぐほかの相手を見つけに走るというわけです。よく言う、「熱しやすく冷めやすいタイプ」のことで、熱くなっているうちは花だけど、冷めた瞬間からは、氷のように冷たい冷酷な人になるということです。
も、私は、情熱的な人がたとえ氷のように冷たい一面を持っている人であっても、恋愛には絶対に必要な人だと思うんです。情熱的な人がいないと恋愛は始まらないと思うからです。
人は、自己防衛本能が働き、自分を傷つけまいとしますよね。だから、「この人いいなぁ」と思っても、傷つくのが恐くてなかなか一歩を踏み出せないという人って多いと思うんです。そう、さきほど言ったように、年を重ねれば重ねるほど、そういう決断のときに知識や経験から判断しがちだからです。
今の私は、そんな本能の働きが強いみたいなんです。「この人ステキだな」と思う人がいても、以前のように猪突猛進型にアプローチできないんです。どうしても、行動に出る前に色々と考えてしまうんですよね。
「あの人は私のことなんて全く眼中にないんじゃないだろうか?」と思うのは当然で、「あんなにステキな人なのに、彼女がいないなんておかしい。本当はいるんじゃないだろうか?」とか、「どんなタイプの女性が好きなんだろうか?せめて自分がその理想に近いかどうか確認してからアプローチしたほうがいいんじゃないか?」など、論理的思考が邪魔をして余計なことを考えてしまうのです。そしてその挙句、自分の中で「やっぱり止めておいたほうがいいかな」と結論づけて気持ちを打ち明けず自己解決して終わらせる・・・なんてこともあるんです。

こんなふうに慎重になっているのが私だけならまだいいですが、もしも相手もそうだとしたら、お互い牽制し合って始まるものも始まりませんよね。だから、せめてどちらかは、気持ちのまま行動に移せる情熱的な人でなければ、恋愛に至らないと思うのです。
また、逆に、もしも私がなんとも思っていなかった人から情熱的なアプローチを受けたとしたら、その瞬間から私の中に新しい気持ちが芽生える可能性だってあると思うんです。この人、もしかしたらもしかするかも?!なんていう気持ちです。それは、想定外の恋の始まりになるのです。

ところで、みなさん、最近、「リョウコン」というものが独身の男女の間で密かに流行っているらしいのですが、なんのことかご存じですか?「リョウコン」とは「料コン」のこと。つまり、「料理教室合コン」のことです。「合コン」も時代に応じて進化するんですね。「リョウコン」は、見ず知らずの男性と女性が同じお料理教室に通い、くじびきで男女のペアを決め、そのペアごとに協力して一品作るそうなんです。料理という共同作業によって親密感を味わい、また、お互いに家庭的な面を垣間見ることができるため、今、人気のお料理教室なんだとか。意気投合して、教室後の二次会に参加する人も多いそうです。

私は以前、コラムの中でこんなお話しをしたことがあります。「合コン」をプロがアレンジするようになり、それを「セレブパーティー」と言い、また、女性の生活スタイルの変化に伴い「結婚相談所」が密かに人気上昇中だというお話です。

(詳細は以下 URL ご参照)
「AYAの徒然草(4)   『恋愛マーケティング論』」

システマチックな結婚相談所やプロの手が加わった合コンのセレブパーティーもすごいなと思っていたのに、今度は「お料理」を通じて結婚生活を疑似体験できる合コンなんて、一体どこまでエスカレートするのでしょうか。
しかし、結婚相談所もセレブパーティーも、そして、最近流行りつつある「リョウコン」も、これらはみんな、今の私のように「情熱的になれない人」のためにあるものだと思うんです。なぜなら、参加者には基本、「恋人(結婚相手)を探している」という目的があることがわかっているからです。
情熱的な人は、そんな前提なんかなくても、自然な出会いの中で、自分の素直な気持ちのまま好きな人にアプローチできるんですから、こういう前提は必要ではないんですよね。だから、これらが流行っているということは、世の中の独身男女には、意外と情熱的になれない人が多いんじゃないかなぁと思うんです。
私もその一人で、今、恋愛に関して自分の素直な気持ちのまま行動がとれないことに、自分のことながら矛盾を感じているわけです。「冷静に考えられるようになった=大人になった」という解釈もありますが、そういう面はほかのことで活かして、恋愛に関しては周りが見えなくなるくらい熱くなりたい気分なんです。

今の時期、夏から秋への変わり目は、朝晩はすずしくても昼間はまだ暑く、1日の中でも気温の変化が大きくて不安定ですよね。そんな気温の変化の影響で、今の時期は心のバイオリズムも変わりやすいのでしょうか?事実、季節の変わり目の気温の変化は体温を調節している自律神経にストレスを与えるため、体調を崩す人が多いそうです。私の「熱くなりたい」心境は、そんな体温調節の異常ということにしておこうかな、と思います。そんなことよりも、魅力的な人と出会って本当に熱くなれるようにがんばりたいです。

<佐藤 彩子>

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