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コラム

中国フラッシュニュース(80)『中国大型トラック市場における新たな動き』

アップダウンを繰り返しながらも、今後数年以内に日本を上回るとされる中国自動車市場。
住商アビーム自動車総研の提携先であり、中国自動車業界に精通したコンサルティング会社オートビジョン有限公司の総経理である張浩群が、中国自動車業界のホットな話題をお伝えするコーナーです。

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第80回『中国大型トラック市場における新たな動き』

2006年 4月末に北京で、北汽福田汽車、維柴動力※(山東省にある大型ディーゼルエンジンメーカー)、BOSCH、AVL の 4 社が、共同で新商品の開発を行っていくことを発表した。(4 社によるアライアンスのネーミングは「P-V-FOUR」とのことである。)

まず、中国の大手商用車メーカーである福田汽車と中国最大手のディーゼルエンジンメーカーである維柴動力が共同で、大型トラックのパワートレインの研究開発を行う R&D センターを設立し、福田汽車向けの新型エンジンを開発する。

更に、福田汽車と維柴動力との間では全国のサービスネットワークを相互利用可能にする計画もあるとのことである。

また一方で、BOSCH、AVL の 2 社はそれぞれ、上記 R&D センターに対して自社技術の提供を行うことに合意した。

中国の大型トラック市場には、VOLVO、日産ディーゼル等、多くの外資系企業が参入しているものの、未だ芳しい結果は出ていない。

今回のアライアンスは、大型トラック市場における中国企業の立場を強めることが目的であり、その動きを BOSCH、AVL が支援する形となった。今後、中国の大型トラック市場の構図を大きく変える可能性を秘めているといえる。

<張 浩群>

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