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コラム

中国フラッシュニュース(87)『双龍自動車のマネジメントに苦悩する上海汽車』

アップダウンを繰り返しながらも、今年にも日本を上回るとされる中国自動車市場。

住商アビーム自動車総研の提携先であり、中国自動車業界に精通したコンサルティング会社オートビジョン有限公司の総経理である張浩群が、中国自動車業界のホットな話題をお伝えするコーナーです。

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第87回『双龍自動車のマネジメントに苦悩する上海汽車』

8月 11日、韓国の双龍汽車の労働組合がゼネストを宣言し、16日に約 5,300名の組合員が平沢工場に集まり、10% の賃上げと 550 人解雇計画の撤回を要求する「無期限玉砕ストライキ」を敢行した。

8月 9日、上海汽車から派遣され、新たに双龍自動車の代表理事(社長)に就任した Philip Murtaugh 氏が打ち出した「構造調整プラン」がゼネストの引き金となったものである。

上海汽車は、双龍自動車を買収後、そのマネジメントに頭を悩ませてきた。
双龍汽車は未だに赤字状態を脱出できていないことに加え、上海汽車から提示された上海汽車・双龍自動車による中国の合弁企業設立計画にも、「技術流出に防止」という理由で頑なに反対してきた。
2005年末には、上海汽車が 2010年までに双龍汽車へ 25 億ドルの設備投資を実施するという計画を発表した上、双龍自動車の自主経営権の拡大も認める方針を打ち出した。さらに、元 GM 中国董事長の Philip Murtaugh 氏を上海汽車の副社長に迎え入れ、双龍自動車に投入した。
しかし、上海汽車のこうした努力の効果は未だに現れる気配もない。上海汽車の悩みは深まるばかりである。

<張 浩群>

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