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寺澤 寧史 執筆記事
 
 
 
◆日産、直営ディーラー再編が4/1付でほぼ完了、地場ディーラー統合を推進へ
                  <2004年02月20日号掲載記事>

 日産、地場ディーラー統合を推進
 日産自動車の国内販売網は、1999年に策定されたNRPで打ち出された販社の
 再編でブルーステージとレッドステージに一旦は色分けされた。
 その後、日産自動車の国内販売網は、直営子会社を主体にブルーステージの
 日産店とモーター店レッドステージのサティオ店とプリンス店の合併が推進
 されていった。
 かつて、日産自動車はトヨタ自動車と同様に5チャネルで拡大路線を採用
 してきた。
 トヨタ自動車との2強時代で140万台を販売していたその当時の販売網を継続
 してきたのであるから、販売台数が上向いてきたとはいえ、半分強の80万台
 レベルで推移している限り縮小路線を選択するのは当然の帰結である。
 日産自動車の直営ディーラーの再編は2004年4月1日に一旦完了するとのこと
 である。
 今後は複数チャネル経営を行っている地場ディーラーの再編が焦点となって
 くる。
 アドミワークの統合で間接要員を減らし販売効率の最大化を目指すことで
 赤字体質から脱却し、たとえ販売台数の減少に見舞われても収益があがる
 ことを求められているのである。
 一見すると縮小路線は、後ろ向きの戦略と取られがちであるが、新車需要の
 拡大が今後見込まれるならまだしも580−600万台レンジに収斂(しゅうれん)
 されつつある日本の新車需要を考慮すれば、トヨタ自動車の拡大路線と一線
 を画す日産自動車の縮小均衡路線は、日本人経営者ではなし得なかったこと
 だけに評価される事象といえよう。
                        <寺澤 寧史>

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