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2008年4月22日号【住商アビーム Auto Business Insight Vol.204完全版】
 
 

2008年 4月 22日
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毎週火曜日配信


  ☆【住商アビーム Auto Business Insight Vol.204 完全版】


             発行元:鰹Z商アビーム自動車総合研究所
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      完全版発行部数            7,211 人
      抜粋版発行部数           33,912 人

       自動車業界を中心に、4 万人以上! *
       * 一部重複があります。
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■住商アビーム 1 クリックアンケート
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自動車業界に関連するあらゆる傾向をアンケートで探ります。1 クリックする
だけでアンケートに参加でき、結果は翌週のメールマガジン上で発表されます。
皆様の率直なご意見お待ちしています!

多数の皆様にご回答頂いた先週号の結果は、「AYA の徒然草」の後に掲載して
おります。

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女性ドライバーに求められるクルマの品質についてのアンケート ⇒終了しました
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わが国における 2006年末時点での女性の運転免許保有者は 34 百万人(43%)
でこの 10年で 6 百万人も増え、日本人ドライバーの 4 割以上が女性になって
います。

また 18 歳以上男性の運転免許保有率に比べて女性は相対的にまだ低い(女性
は約 60% で、男性は 86%)ことを考えると、今後もまだ伸びる可能性がありま
す。

こうした環境下で、自動車メーカーは女性向けに、以下のうちどのような品質
により重点をおいたクルマを提供することが求められているとお考えでしょう
か。

次のうち、最も近いと思われるものをお選んでください。
女性の方も是非積極的にご意見をお願い致します。


1.故障の少なさ、燃費のよさといった「性能品質」に優れたクルマ

2.スタイルの美しさ、ファッションセンスにあうなど「スタイリング品質」に
優れたクルマ

3.乗り降りのしやすさ、室内のゆとりなど「空間品質」に優れたクルマ

4.使い勝手がよい、小回りがよいなどの「機能品質」に優れたクルマ

5.その他


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目次


  ◆『最近の注目ニュース』 1件

 (1)『日本自動車産業を取り巻く三重苦と、本当の脅威』
    (トヨタ、9年ぶり減益に。
      2009年 3月期の営業利益が前期推定より 2 割減に)
 

  ◆今週のコラム 2件

 (1)「脇道ナビ」
    『第 63 回 ベイフロントの朝』

 (2)「AYA の徒然草」
    『第 63 回 恋のつぼみ』


  ◆住商アビーム 1 クリックアンケート 結果発表


  ◆お知らせ 3 件

 (1) 住商アビームの著作
     『最新自動車業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』が
          国立国会図書館のホームページで紹介されました!!
        秀和システムより絶賛発売中(定価 1400 円+消費税)!!

 (2) 『中国自動車メーカーの調達戦略に見る日系自動車部品メーカー
     勝ち残りの条件』無料配布のお知らせ

 (3) 『自動車メーカーに聞く次世代型部品メーカー像と
     製品ごとのトレンド・投資戦略』無料配布のお知らせ


  ◆住商アビーム自動車総研とは?


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■『最近の注目ニュース』
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住商アビーム自動車総研のコンサルタントが、読者 3 万人以上に配信されてい
る業界最大のメールマガジン「自動車ニュース&コラム」で紹介された記事を
メインに選んだ、注目の自動車関連ニュースです。

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『日本自動車産業を取り巻く三重苦と、本当の脅威』

◆トヨタ、9年ぶり減益に。2009年 3月期の営業利益が前期推定より 2 割減に

 円高や米国景気の減速により、連結営業利益が 1 兆 7000 億〜 1 兆 8000
 億円程度にとどまる公算が大きくなった。売上高は販売台数が新興国を中心
 に増加することなどから前年並みの 26 兆円を確保する模様。一方、2008年
 3月期連結の営業利益は 2 兆 3000 億円と過去最高を更新する見通し。

 
<2008年 4月 17日号掲載記事>
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 トヨタの今期(09年 3月期)営業利益が前期推定額を 約 5〜 6 千億円(約
20%)下回る可能性があることが 4月 17日の自動車ニュース&コラムで取り上
げられている。

 複数の報道でも指摘されている通り、日本の自動車産業を取り巻く逆風の環
境は、大きく以下の 3 つに分けられる

1.資源高
2.円高
3.米国の景気冷え込み

 1.を除けば、2008年に入ってから急激に顕在化したマクロ環境の変化であり、
確かに今期の自動車業界は厳しい局面を迎えていると言える。

 しかし筆者はこれら 3 つの環境は飽くまでも急激な変化であるが故の問題で
あり、1.、2.については業界・産業として克服が可能であると考えるし、3.に
ついては回復に楽観的である。調整局面がどの程度の期間続くかの予想は難し
い為、業績へ累積で与えるインパクトの予測も困難であるものの、これまで投
資をし続けてきた環境や代替エネルギー、安全性や快適性の向上といった領域
で力を抜かなければ中期的には継続した顧客への大きな付加価値を提供し続け
ることが出来ると考える。


【資源高への対応→付加価値の向上と代替資源の模索】

 一部では、戦後日本経済の得意技であった加工貿易が逆流する、即ち資源を
有する国が高い値段でこれを売って加工品を安く買うのが 21 世紀型であると
いう説も聞かれる。ハイテク製品は設計図次第でどこでも安く作れる一方で、
資源は新興国の消費者が市場に加わったことにより需要が大幅に増加している
ことから価格が上昇するのは当然、というのがこの説を支える論拠となってい
る。

 端的に言えば、資源を売ることの粗利(率)がその資源をベースに加工する
ことで得られる粗利(率)を上回り、しかも資源を有して販売する人口が加工
を行う人口よりも圧倒的に少ないことから、粗利の絶対額でも一人当たりの粗
利でも前者が圧倒的なパワーを持ちつつあるということである。

 しかも、知的財産保護という、そもそも他人の知識やノウハウを盗むことに
ついて国内では法律で裁けるものの、国家間では別の話となる。窃盗と模倣は
根本的に異なるものの線引きが難しい場合もあり、特に後者については経済と
歴史の必然である。否、これが行われなければ新たな価値創造やイノベーショ
ンは起こらないとさえ考えられている。

 こうした背景から、資源を持たない日本の加工貿易を代表する自動車産業が
取り組まないといけないのが、以下の 2 つである。

1) 加工に伴う付加価値を徹底的に向上させること
2) 既存の資源(鉄鉱石であり原油であり)を代替する素材・燃料を開発するこ


 資本主義経済においては基本的に「余っているもの」を活用して「足りない
もの」に変えることが出来る場合に利潤が発生するが、これまで豊富に「余っ
ている」と思われていた資源は(嘗てから指摘はされてきたものの)「不足し
ている」ことがいよいよ明確になってきた。

 筆者は今後数年以内に、資源を鍵とする自動車業界の再編熱が再度吹くと考
えている。具体的には、以下の 2 つがその要因として挙げられる。

1.資源消費量抑制商品の開発や代替エネルギー開発をキーワードとした協業
2.単位当りの粗利減少が継続する結果としての規模の経済の模索

 1.については、一時期の「400 万台クラブ」に通じるコンセプトであり、所
謂、資本面での提携が本当に必要か?という疑問に対して、少なくとも過去 10
年間の歴史は否定的な意見を我々に提示している。とはいえ、莫大に嵩む開発
費を応分に負担する形での提携が止まることは無い。

 一方、2 については正に資源が加工品よりも付加価値が高くなることによる
新しい再編の形である。即ち、資源を用いて加工を行う製造業の付加価値が資
源そのものと比して相対的に低下することにより、企業単位での利潤幅の低下
を経営者が予測すれば、必然として規模を求めることにより企業単位の利潤を
確保しようとする動きが生じる。

 また、この再編の動きに資源そのものの輸出を通じて蓄積した富を用いて、
資源国(の企業)が絡んでくる。資源国から見た場合、所謂バリューチェーン
における川下への展開ということになるが、戦略的に考えると、埋蔵量に限界
がある地下資源が枯渇する前に蓄積した富を活用して M&A を仕掛けることで自
らの優位を保つという動きとも説明できる。

 しかし、人間は資源そのものを現物として消費することは無い。新たに市場
に加わった新興国の消費者も資源国の消費者も、原材料を加工した結果として
の商品を求めているのである。

 こうした再編の熱は巻き込まれると中々冷静な判断が難しいが、やはり実業
をベースとした付加価値向上と代替素材・燃料開発という基本に忠実な形で、
如何に消費者に受け入れられる加工品を創りだすか、そのために必要なアライ
アンスを組む、というスタンスを忘れてはならないだろう。


【円高への対応→特効薬は無いが、資源価格高騰は減殺させる】

 トヨタは円ドル相場が 1 円変動すれば営業利益に 350 億円の影響が出ると
言われている。円高の影響とは大きく以下の 2 つに分けられる。

1) ドル建て輸出で手取り邦貨換算額が直接減少する
 おさらいだが、例えばある車を 1 万ドルで輸出していて、1年間で 1 ドル
 120 円が 100 円まで円高になった場合、ドル建てでの輸出価格が据え置かれ
 たと仮定すると、手元に残る金額は 1年前は 120 万円であったものが今は
 100 万円になってしまう、ということである。

2) 邦貨換算額を確保するために値上げをすることによる販売減
 一方、上記邦貨の額を確保しようとした場合、1年前に 1 万ドルで輸出して
 いた商品を今は 1 万 2 千ドルにすれば、邦貨換算額は 1年前と同じく 120
 万円となる。しかし、値上げ→消費者が価格優位性のある競合商品への乗り
 換えといったことに繋がれば、販売数量そのものが減少することになり、結
 果利益は減少することになる。
 
 因みに、先週複数の自動車メーカーの方から各社の輸出価格値上げ検討状況
について聞かれた。筆者は独自にこれを調査したが、各社現状としてはまだ具
体的な動きとしては出ていないようである(詳細をコラムで紹介することは控
えさせて戴く)。

 円高への対応に特効薬は残念ながら存在しないものの、既に各社が実施して
いる通り、多様化しつつある供給ソースである海外生産車輌を活用する形によ
り、為替リスクをパリティに持っていく方法がある。

 一方、円高は上記資源高とトレードオフの関係にある *。そもそも日本の自
動車産業は原材料を海外に依存しているわけで、円が高くなれば結果的に邦貨
換算額ではこれまでより価格を下げる効果が見込める。

* 特に原油のようにドル建てのものの場合は顕著であるが、原材料の場合必ず
しも全てがドル建てというわけではないことは要注意。


【米国景気の冷え込み→ボラティリティは高いが回復も思ったより早い】

 筆者は米国経済については、基軸通貨としてのドルがその座をユーロなど他
の通貨に譲るという事態が発生しない限りは 、現在のサブプライムローンを発
端とする景気冷え込みは比較的短期で回復すると考えている。

 サブプライムの問題は、住宅価格が上昇することを前提としてローンを組み、
これを消費に回していたところ、住宅価格が下落→消費減退に繋がったことに
ある(勿論、信用度の低い債権を優良格付け債権との組み合わせで証券化し、
これを購入した金融機関などが痛手を被っているという構造も大きな問題であ
るが)。

 しかし、米国そのものが全世界にとっての巨大なファンドになっている以上、
常に値上がりすると思われる商品(株式を初めとした金融商品など)が模索さ
れる。

 以下は筆者の過去コラムからの引用だが、米国に関する私見である。

1) 米国はそもそも新世界である
 もともと、欧州を中心に拡大しつつあった西洋文明は既存の枠組みで行き詰
まりつつある中、新大陸発見にフロンティアを求めた。米国は旧世界に対する
新世界である。土着の人間が自然に集い組織化し、政府や軍隊をはじめとする
諸制度を整備していったという旧世界と異なり、正に人工的に(嘗ては)志を
基に創造された実験国家の中では最も成功したモデルである米国は、少なくと
も 20 世紀を通じて世界のフロンティアであり続けたといっても過言でない。

2) 経営資源の多様性
 こうした歴史的背景に基づき、今でも米国には世界中の人材(人種)、モノ、
カネといった経営資源などが集まり、人種的多様性に裏づけされた各経営資源
の多様性(人材の価値観も含めて)が存在する。

3) 優勝劣敗の仕組み
 新しい産業・ビジネスが産み出されては、不要なものは滅びていくといった
優勝劣敗が、直接金融のもとダイナミックに行われてきた仕組みは米国式資本
主義の特徴である。多くの挑戦に基づく一握りの勝者と、弱者に対する複数回
数の再挑戦権の付与(最近、こうした辺りが難しくなるという方向性ではある
が)により、最適解(2ND WORST かもしれないが)が市場を通じて導かれる仕
組みである。

 こうしたダイナミックなマーケット構造では需給バランスの崩壊やスペキュ
レーションなどによりマーケットのボラティリティは高くなりがちであり、今
回の住宅価格も、嘗てのエンロン事件や IT 株バブルも全てここに端を発して
いる。

 国家レベルで言っても、現在も日本や中国などからのリスクマネーが米国企
業の株式・政府の債券といった形で米貿易赤字でばら撒かれたドルが還流する
という仕組みが出来上がっている。この米国のやり方が未来永劫続くか否かと
いう議論をするつもりはない。昨今の同国の状況からすると間違いなくどこか
で行き詰まるとは思われるものの *、投資家たる他国が他のどこにファイナン
ス先を見出すかという質問への明確な答えも無い。

* 一国の大統領選挙がこれだけ注目されるのも、巨大になったベンチャー企業
(米国)の株式や社債を大量に保有する企業(日本など)が、次期 CEO (米大
統領) が誰になるかを固唾を呑んで見守っていると考えると分かりやすい。

 積極的な理由でないとしても、結果的に世界中の国々の優秀な人たちがアメ
リカに集まり、世界中の富の多くがアメリカで運用されている仕組みがある限
り、アメリカの強さは継続すると考える。

 よって、米国自動車販売市場が 1,500 万台という一つのベンチマークを守れ
るか否かという短期的且つ具体的な予測をするつもりはないが、上記米国とい
う国の特徴から考えると寧ろスピードとダイナミズムは今回も発揮され、結果
思ったよりも早く復活すると考えるのは安易だろうか。


【日本自動車産業が持つべき危機意識】

 日本自動車産業を取り巻く三重苦については、急激な変化であることが問題
であるだけで、これまで幾度と無く同様の危機を乗り越えてきた経験と、構造
的に国内(外)における自動車関連企業群を代表して長期の景気変動リスクを
負ってきたことにより平時に蓄積してきた利潤があることから、必ず乗り越え
られる。

 また、自動車の付加価値は下がらない、何故ながら部品ごとの組み合わせで
製品が構成されるエレクトロニクス商品と異なり擦りあわせ技術を必要とする。
安易なコモディティ化は困難である、という主張もある程度までは正しい。

 しかし今後はどのような商品・サービスであっても模倣は可能であるという
認識を持ちながら、正解と手本の無い新たな次元に到達しつつある「世界のフ
ロントランナー」である日本の自動車産業が、先行者がいない状態で、得意の
品質や効率の改善の延長線でない「走るべき方向性の設定」を自ら行うことが
出来るか、というのが一つのポイントとなる。

 また、前述の資源 vs 加工品の絶対的な付加価値(率)の相対的変化が生じ
つつあるということを念頭に置いた対応も大切である。具体的な変化の形を予
測することは出来ないものの、今後発生する可能性のある資源をキーワードと
したパラダイムシフトによる新たな挑戦者の登場は十二分に考えられる *。

 * 例えば、全く新たな手段を以ってして、顧客が自由に移動する喜びと安全
性といった現在の自動車が提供しているサービスを提供するプレーヤーの台頭
など。

 本当の脅威は、産業として進むべき方向性の模索を、新たなイノベーション
への対応をも含めて愚直に継続出来るか、というところにあるだろう。


                           <長谷川 博史>


<長谷川執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/hase.html
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◆今週のコラム(1)「脇道ナビ」
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自動車業界を始め、複数の業界にわたり経験豊富なコンセプトデザイナーの岸
田能和氏が、日常生活のトピックから商品企画のヒントを綴るコーナーです。

【筆者紹介】
コンセプト・デザイナー。1953年生まれ。多摩美大卒。カメラ、住宅メーカー
を経て、1982年に自動車メーカーに入社。デザイン実務、部門戦略、商品企画
などを担当。2001年に同社を希望退職。現在は複数の業界や職種の経験で得た
発想や視点を生かし、メーカー各社のものづくりに黒子として関わっている。
著書に「ものづくりのヒント」(かんき出版)がある

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第63回 『ベイフロントの朝』


 ある朝、ベイフロントにある駅に電車が到着した。ドアが開くと、同じよう
な色の服を着た数十人、いや数百人の集団が降りてきた。それも、同じくらい
の年代の女性ばかりだ。ただ、彼女たちはお互いに話すどころか、目を合わす
こともしない。しかも、ベイフロントにあるしゃれたお店や街並みには目もく
れず、一斉に駅から少し離れたところに建つホテルに向かって歩いていく。や
がて、ホテルの入り口にある回転ドアの前に立つと、一人の例外もなく、コー
トを脱いでからホテルのロビーへ入って行く。ロビーには、地方から来た観光
客や海外出張とおぼしき青い目のビジネスマンがいたが、次々に入ってくる彼
女たちを興味深そうに眺めていた。やがて、彼女たちは、背筋を伸ばし、ロビー
にあるエスカレーターにひとりずつ乗って上の階にある大きなホールへ向かっ
て行った。ホールの前にある案内板を見ると「ユニバーサル株式会社・会社説
明会場」とあった。

 同じファッションに身を包んだ学生たちが会社説明会に向かうのは毎年恒例
だ。しかも、ここのところの不況で採用が絞られているため、まじめそうに見
せようと紺か黒のスーツが多いが、口の悪い友人に言わせと、まるでお葬式だ。
「誰でも」同じ服で用が足りるということからすれば、まさに今流行りのユニ
バーサルデザインなのかも知れない。

 そんな冗談はさておき、隣にいる人と見分けのつかないようなファッション
に身を包んで、居心地は悪くないのだろうか?彼女たちも、普段はそれぞれ、
個性的なファッションを楽しんでいるはずだ。なのに、なぜ、会社に入ろうと
すると、いきなり他人と同じファッションでも構わなくなってしまうのだろう
か。そんな他人との違いを表現できないような人が、会社に入って、隣の人と
違う仕事ができるはずはないし、そんな会社が伸びるはずはない。もちろん、
目立つだけの奇抜なファッションで会社説明会に参加すべきだと言うつもりは
ない。ただ、紺や黒以外でも、おちついた雰囲気を出す色はあるし、ツーピー
スのスーツ以外にも選択肢はあるはずだ。そんな自分らしさを表現しないよう
な人が、会社でオモシロイ仕事はできないのではないだろうか?

 ただ、そのホテルの大ホールで開かれた説明に入ってくと、同じようなグレー
のスーツを着た人事担当者がずらっと並んでいて、みんな同じような顔に見え
たそうだ。


                            <岸田 能和>


<岸田執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/kishida.html
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◆今週のコラム(2)「AYAの徒然草」
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仕事で成果を出すことにも自分を輝かせることにもアクティブなワーキングウー
マンのオンとオフの切り替え方や日ごろ感じていることなど素直に綴って行き
ます。また、コンサルティング会社や総合商社での秘書業務やアシスタント業
務を経て身に付けたマナー、職場での円滑なコミュニケーション方法等もお話
していくコーナーです。

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第63回 『恋のつぼみ』


 先日、夜中に友達から「件名:みぃ〜ちゃった!」という携帯メールが来た
ので開けてみると、「本日、彩ちゃんのデートを銀座で目撃!!いつから彼が
できたの?背が高くてとてもステキな彼じゃない?」という内容でした。
「『本日』って???あー、あの人のことね。」と私は一応、身に覚えはあり
ました。でも、思わず「街中で私を見かけたなら声くらい掛けてよね。遠くか
ら見ているなんて悪趣味よ。」とちょっと苛立ちながら返事を打ってしまいま
した。

 私の友達が目撃した私のデートの相手は、実は「彼氏」ではなく、昔から仲
の良い男友達の一人なんです。その日はその男友達から、「ちょっと相談に乗
って欲しいことがあるんだけど・・・」というメールが来て、急遽銀座で落ち
合って二人でご飯を食べに行きました。

 彼は、身長 190cm の長身で、細身で足も長く、その上顔もとても小さいので、
いわゆるモデル体型なんです。一般的にはカッコイイと言われるタイプの男性
だと思います。そんなカッコイイ男性と一緒に街を歩いていれば、すれ違う女
性からの視線を感じることも多いのです。それに、きっと目立つだろうから、
友達から目撃される率も高いのかもしれないと思ったら、私の苛立ちも少しは
収まってきました。

 そのモデル体型の彼とは、友達になるくらいですから、異性ですがとても気
が合うんです。価値観もとても似ています。その上、見た目もカッコイイ。
「そんな人を友達にしておくなんてもったいない!どうして恋愛感情がわかな
いの?」とよく友達から言われるのですが、私にとっては彼は友達でしかなく、
おそらく彼にとってもそれは同じです。だから、長い間友情が成り立っている
んです。

 よく、「男女間に友情は成り立つか?」という議論がなされますが、私に限
って言えば、成り立ちます。男性であろうと女性であろうと友達は友達で、そ
れ以上でもそれ未満にもなりません。

 しかし、最近の私は、「今の私は一体どういう男性に惹かれるんだろう?」、
「本当に人を好きになるってどういうことなんだろう???」と自分に問いか
けてみても、自分でもよくわからないのです。冷静に考えてみると、気が合っ
てカッコイイ男性にどうして恋愛感情がわかないのかと、自分でも不思議に思
うのです。

 私は、以前は、自分と趣味が合う人、価値観の合う人、そして、お互いの仕
事の話などを通じて喜びや悩みを共有できる人がいいと思っていました。すな
わち、一緒にスキーなどのレジャーが楽しめて、そして、私のいろんな悩みの
種を一つずつ一緒に解決してくれる、そんな優しくて頼もしいお兄ちゃん的な
存在の人がいいと思っていました。

 それが次第に、趣味なんか合わなくてもいい、価値観だって多少違っている
くらいの方がむしろ刺激があっていいと思うようになりました。それよりも優
先されることは、一緒に居て癒される人がいいと思うようになりました。一緒
に居るだけでほのぼのできる人です。私の中の母性が覚醒したのか、「守って
あげたい」と思う人がいいと思うようになったのです。それは年上でも年下で
もです。男性から「守られたい」のではなく「守ってあげたい」と思ってしま
う自分を不思議に思ったくらいです。そして、現在はどういう男性に惹かれる
のかと言うと・・・、それが自分でもよくわからなくなっているんです。

 私は、読んだ小説やエッセイがあまりにもおもしろくて夢中になってしまう
と、その作家の「文才」に惚れ、作家に恋をするなんてことはよくあります。
美術館や個展で観た絵に感動して、その画家に恋をすることだってあります。
でも、こういうことは、いわゆる「人を好きになる」ということとはちょっと
違うんですよね。

 そういう話を友達にすると、「人を好きになる時は理屈じゃない」と言いま
す。それに、「文才に惚れて作家に恋をするなんて、ちょっとおかしいよ」と
まで言われてしまいます。私から言わせてもらえば、「人を好きになることが
理屈ではないからこそ、よくわからないんだけど・・・。それに、文章にはそ
の人の知識や感性、それに性格も滲み出ているものなので、自分を夢中にさせ
た文章に惹かれて恋することがあったって、おかしくないもん!」と反論した
くなります。でも、確かに友達の言う通り、人を好きになると理由なんて後づ
けになっているような気もするので、理屈じゃないんですよね、きっと。

 さて、銀座で会ったその男友達の相談ごととは、「恋愛」のことでした。同
じ職場の後輩の女性に勇気がなくて告白できずにいるという話は数ヶ月前にも
一度聞いていたのですが、今もその状況が全く変わらない様子でした。いつも
の私だったらそんな彼に対し、「もっと自分に自信を持って、結果を恐れずに
思い切って告白しちゃえばいいじゃない!!」と言っていたと思うんですが、
今回は敢えて止めました。それは、「恋」に悩んでいる期間も、実はそれはそ
れでとても大切なひとときなのかもしれないなぁと思ったんです。私は彼に、
「そうやって恋焦がれている人がいるだけでもあなたは幸せなんだから、今は
大いに悩んでおいたらいいのかもしれないよ。その女性への熱い想いを大切に
していれば、いつかそういうチャンスは巡ってくると思うよ」とアドバイスし
たんです。

 ところで、みなさんは花を育てたことってありますか?花を育てる時って、
「きれいな花が咲きますように」と祈りながらお水や肥料をあげ、日当たりも
気にして大事に育てますよね。やがて、つぼみが出来てそれがだんだん大きく
なってくると、「いつ花が咲くんだろう?」と待ち遠しくなってきます。しか
し、まめに観察していても、つぼみはなかなか花を開きません。その間、つぼ
みは、きれいな花を咲かせるためのエネルギーをたくさん蓄えているんです。
それがいっぱいになるとはちきれて、美しい花が一気に咲くんです。つぼみは、
花が咲く神秘的な瞬間のために、がんばっているのです。

 女性は、恋をするととてもきれいになります。その変化は明らかで、ある日
突然、キラキラと輝いて見えるんです。それは、花が咲く瞬間と似ていて、つ
ぼみの間に蓄えていたエネルギーが一気に外に飛び出すような、そんなイメー
ジなんです。

 男性だって同じだと思います。好きな女性がいる人といない人では、なんと
なく違いがあるように思います。たくましく見えるというか男らしく見えると
いうか、とにかく違うオーラが見えます。私が相談を受けた彼だって、好きな
女性ができてからは、以前の一心不乱に仕事に取り組んでいた時とはまるで別
人のように見えるんです。恋の力が彼を優しく思いやりのある人に変化させた
んだと思います。そして、私には、今の彼には花が咲く寸前のつぼみのような、
そんな秘めた活力があるように見えたんです。

 春は新緑の季節です。この季節、街を歩いているだけで新緑の香りがしたり、
また、公園をお散歩すれば、たんぽぽやチューリップなどのきれいな花々がつ
ぼみから花を咲かせ、とても活気溢れる季節ですよね。そんな、気候も良く気
分もウキウキするような季節には、草花だけではなく、私たちの生活にもなに
か新しい出会いや出来事があるような予感がします。だから私も、清々しい季
節の中で「恋のつぼみ」を開花させたいなぁと思います。だって、今度は本当
のデートの目撃をされて、ステキな彼を友達に自慢したいですからね。そして、
きれいな恋の花を咲かせるためにも、つぼみのうちにいろいろと考え悩み、秘
めたエネルギーをたくさん蓄えておきたいと思います。さて、みなさんもどう
ですか?きれいな恋の花、一緒に咲かせてみませんか?


                             <佐藤 彩子>


<佐藤執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/aya.html
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◆住商アビーム1クリックアンケート 結果発表
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いつも最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
先週の 1 クリックアンケートの結果発表です。369 名の方に回答いただきまし
た。ご協力ありがとうございました。

今週より、皆様から頂いた貴重なご意見をいくつか紹介させて頂きます。

【先週の質問】
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開発に注力するべき次世代自動車について
……………………………………………………………………………………………

『「燃料電池車は本当に必要か?」、米GMとトヨタの首脳が量産化に疑問符』

◆GMのボブ・ラッツ副会長は、「最近のリチウムイオン電池の進化は著しく、
将来的には電気自動車が一充電で300マイル(約500km)は走行できるようになる
かもしれない。リチウムイオン電池で500km走行できるのなら、なぜわざわざ
燃料電池が必要だろうか? 燃料電池車は依然として価格が高過ぎて大衆市場
には向かない。コスト的に折り合いがつかない」という。

また、トヨタの渡辺社長は、「液体水素燃料を生産し、消費者に広く配布する
ためのインフラも整っていない。この先10年で燃料電池が普及するとは考えに
くい」と発言したという。
   
                     <2007年03月07日号掲載記事>
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以上の記事にあるように、自動車メーカー各社は次世代環境技術の開発におい
て選択を迫られる時期に来ているのかもしれません。

では、自動車メーカー各社が今後 5年の間に最も注力して開発するべき次世代
環境技術は何だとお考えになりますか。

最もふさわしいと思われるものを一つ選択して下さい。


1. ハイブリッド、電気自動車関連技術(高性能モーター、高出力バッテリー
  の開発。)
  ⇒ 200名(54%)
   <ご意見1>
   次世代バッテリの開発が不可欠。そうなるとエンジン・パワートレーン
   の摺り合わせ技術も不要となり、技術的には完全に電気産業の一部に属
   する。どこでも、だれでもEVは製作可能となる。自動車産業は完全に変
   革すると思う。
   <ご意見2>
   プラグインHEV,短距離用で電気自動車が中期的なパワートレインの多様
   化技術として注力すべきと思う。しかし、燃料電池はもう少し先を見据
   えてR&Dを継続すべき。

2. クリーンディーゼル関連技術(排ガスの更なるクリーン化等。)
  ⇒ 46名(12%)
   <ご意見>
   世界規模で考えるとDE車の開発普及を促進し、DEハイブリッド化が必要
   と考える。

3. 次世代燃料関連技術(バイオエタノール、バイオガソリン等への対応。)
  ⇒ 34名(9%)
   <ご意見>
   現状のインフラやエンジン技術の改良で対応できるので、廃材や農作物
   の食用部分以外から合成されるバイオエタノールが一番現実的な回答だ
   と思う。

4. 燃料電池自動車関連技術(水素燃料の安全性確保、インフラの提供等。)
  ⇒ 47名(13%)
   <ご意見>
   バイオ燃料は食品等への影響など、弊害が多すぎる。電気自動車も大き
   なエネルギーを要する発電所が必要。ハイブリッドやクリーンディーゼ
   ルは所詮、化石燃料を使う…。となると、現時点ではやはり燃料電池車
   が環境にベストではないだろうか。

5. 高度な燃焼制御技術(リーンバーンエンジン、HCCIエンジン等の開発。)
  ⇒ 28名(8%)
   <ご意見>
   小排気量で環境にも燃費の良いエンジンが望まれるのではないでしょう
   か?トルクやパワーはそんなに無くてもいいですかね。。

6. その他
  ⇒ 14名(4%)
   <ご意見>
   環境問題だけ目指すのではなく、社会と共存できる持続的な移動社会を
   目指すべき。エレクトロニクス・自動車・素材産業等日本の技術は新し
   い課題を求めている。自動車の問題が世界的課題となっているこの機に、
   本質的な解決に向けて大胆に舵を切る絶好のチャンスと考える。


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お知らせ
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住商アビームの著作『最新自動車業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』が
国立国会図書館のホームページで紹介されました!!
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme/theme_honbun_102366.html

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自動車メーカー各社の戦略、グローバル市場の動向はもちろん、サプライヤや
アフターマーケット各業態の構造や課題、業務プロセスの解説、さらには自動
車のものづくりや流通のイノベーションから、少子高齢化社会や地球環境との
共生のあり方まで、自動車業界特化型コンサルタントならではの切り口で分析・
提言した渾身の一冊です。

自動車業界にお勤めの方々や同業界への就職・転職をご希望の方はもとより、
自動車産業への投資や事業進出・事業拡大をご検討中の企業・団体の皆様のご
期待にも応えることのできる内容と確信しております。
新人研修の教材として、またお仕事の一助として、是非ご活用ください!

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『中国自動車メーカーの調達戦略に見る日系自動車部品メーカー
  勝ち残りの条件』無料配布のお知らせ
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 2004年 11〜 12月にかけて、住商アビームとアビームコンサルティングが、
中国で乗用車を生産する自動車メーカー 30 社を対象に、アンケートとインタ
ビューを実施し、部品メーカーとの取引状況や今後の調達方針について調査を
行いました。

 その結果を集計し、分析を加えて、自動車部品メーカーの方々への提言をレ
ポートにまとめました。

 現在、このレポートを、弊社ウェブサイトを通じて、希望者に無償で配布し
ております。お申込は、下記アドレスをご参照下さい。

http://www.sc-abeam.com/press_release/050524/050524chugoku.html

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『自動車メーカーに聞く次世代型部品メーカー像と
  製品ごとのトレンド・投資戦略』無料配布のお知らせ
……………………………………………………………………………………………

 2004年 6月に、本誌「住商アビーム Auto Business Insight」を通じて自動
車メーカー勤務の方々に自動車部品メーカーに対する意識調査にご協力頂きま
した。その結果を集計し、分析を加えて自動車部品メーカーの経営企画部と同
業界に関心のある投資ファンドへの提言をレポートにまとめました。

 ご協力頂きました読者の方には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

 現在、このレポートを、弊社ウェブサイトを通じて、希望者に無償で配布し
ております。お申込は、下記アドレスをご参照下さい。

http://www.sc-abeam.com/press_release/040817buhin.html

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自動車業界特化型コンサルティング会社『住商アビーム自動車総合研究所』
のスタッフが日々移り変わる自動車業界を、経営と現場、業界と市場を結ぶ
視点で紐解いた戦略ガイドブックです。

弊社では、この「Auto Business Insight」をより良くしていくために、
読者の皆様のご意見やご要望を募集しております。

意見、要望、質問→ http://www.sc-abeam.net/cst/mem_demand/
バックナンバー→ http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/index.html
購読解除→ http://www.sc-abeam.net/cst/mem_drop/

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住商アビーム自動車総研とは?
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 鰹Z商アビーム自動車総合研究所は、自動車業界専門の戦略コンサルティン
グ会社です。

 「自動車業界唯一の相談窓口」として、日本のリーディング・インダストリ
ーである自動車業界各社の問題解決をお手伝いするとともに、革新的なアセッ
ト・リソースをお持ちの異業種との交流・融合の触媒となって日本の基幹産業
にブレーク・スルーをもたらすこと、それによって日本全体の持続的な革新と
成長を促し、少子高齢化時代にあっても次世代の日本人たちが世界の中で現在
の私たちと同じ豊かさと誇りを享受できるようにすること、すなわち、「自動
車業界から始める日本のイノベーション」を使命としています。

 この使命のもと、私たちは、自動車メーカーからアフターマーケット関連企
業までの自動車業界各社の方々をはじめとして、自動車業界への投資や新規参
入、自動車業界向けの事業拡大をご検討中の素材、バイオ、ケミカル、光学、
通信、エレクトロニクス産業など異業種企業や機関投資家の方々の、ミッショ
ン、ビジョン、戦略の立案・決定・準備・実行をお手伝いいたします。
 特に、経営企画部門、商品開発部門、事業開発部門、マーケティング部門、
投資部門の皆様のご相談を歓迎しております。

 住商アビーム自動車総合研究所は、自動車をコア事業と位置付ける総合商社
の住友商事と、アジア初のグローバル・コンサルティング・ファームのアビー
ム・コンサルティングの2社の合弁にて設立されました。住友商事は、自動車
部品の開発・製造から完成車の小売・金融まで幅広く自動車事業に投資し、ハ
ンズオン経営を行なうことで自動車業界固有の知識・経験・ネットワークを蓄
積しています。一方のアビーム・コンサルティングは、前身のデロイト・トー
マツ・コンサルティング時代から多くの世界のベストプラクティス企業のプロ
ジェクトに関わって、国や産業の境界線を越えて普遍的な経営革新、事業成長
、収益向上のためのソリューション・ノウハウを培ってきました。

 私たちは、両株主の強みを持ち寄って、「経営と現場」、「産業(ものづく
り)と市場(マーケティング)」、「戦略と実行」など対立しがちな二つの側
面を統合した、スピード(即効性)とアクション(実効性)重視のコンサルテ
ィングを特長としています。
 「業界唯一の相談窓口」、住商アビーム自動車総合研究所が提供するコンサ
ルティング・サービス(サービスの内容や実績については、こちらをご覧くだ
さい)の活用をご検討ください。
 ご相談はお気軽に下記電話・ファックス番号またはメールアドレスまでお願
いいたします。

電話: 03-5166-4600(代表)
Fax: 03-5166-6594
メール: info@sc-abeam.com
HP: http://www.sc-abeam.com


ネットワーク

 住商アビーム自動車総合研究所は、「経営と現場」、「産業と市場」、「戦
略と実行」など対立しがちな二つの側面の統合と、スピード(即効性)とアク
ション(実効性)を重視したコンサルティング・サービスを実現するため、自
動車業界に固有の専門的な問題に対する現場志向の理解力と、自動車業界の枠
組みに囚われない戦略志向の解決力の融合と両立を重視しています。

 そのため、自動車業界で幅広いビジネス・ネットワークと事業ノウハウを有
する住友商事と、グローバル・ベスト・プラクティスに精通し、多様なソリュ
ーション・ツールを有するアビーム・コンサルティングという親会社2社から
、クライアントのご要望や業種、課題の範囲、性質、規模、水準に応じて、必
要な人材やノウハウの提供を受けられる体制としています。

 これに加えて、技術・製品開発、生産性・品質管理の領域では高い専門性と
深い信頼関係を必要とする課題も多いことから、自動車メーカーやサプライヤ
の開発・製造部門のOBを中心とする各領域のエンジニア30名以上から成る「技
術アドバイザ」を擁し、必要に応じて随時支援を受けられる体制を構築してい
ます。


What is SC-ABeam Automotive Consulting?

SC-ABeam is a strategic consulting firm 100% specialized in the
automotive industry.
We define our mission-statement as “Japan innovation beginning in
auto industry” and our vision as “the only contact window in auto
industry”. So our services and activities must be a catalyst for the
Japan’s leading industry to make a breakthrough, which could result
in Japan’s sustainable innovation and growth for the next generation
to enjoy the same wealth and pride in the world in the aging and
low-birth society as the current Japanese people.

Therefore, we, SC-ABeam, provide solutions to existing players inside
the industry that include car manufacturers, suppliers, distributors
and after-market players dealing with new and used vehicles, OEM and
replacement parts, options and accessories and automotive-related
services and finances. At the same time, we also support new comers
who intend to enter or further expand businesses in the automotive
industry with innovative asset or resources developed in outside the
industry such as material, bio, chemical, optical, telecommunication,
electronics and financial fields. Our services cover areas of planning,
determining and preparing vision, mission and strategy execution.
Inquiries from divisions such as corporate planning, product and
business development, marketing and investment are most welcome.

SC-ABeam was established by and between Sumitomo Corporation, a leading
Sogo-shosha focusing on automotive businesses, and ABeam Consulting,
the first Asia-based global consulting firm. Sumitomo has accumulated
the industry-unique knowledge, experience and network through its own
investments and hands-on managements in all areas of automotive
value-chain (starting from development and manufacturing of OEM parts
to retail sale and finance of built-up cars and trucks). ABeam, since
it was known as Deloitte Tohmatsu Consulting, has vast amount of project
experience with many global best practice companies, and is equipped
with a series of problem solution tools applicable to cross-border and
cross-industry businesses especially in the areas of business process
reengineering, enterprise growth and profitability improvement.

SC-ABeam, taking advantage of the combination of each shareholder’s
strength, makes it different from other consulting firms in its speed-
and action- centric consulting services which integrate two
often-contradictable concepts such as “management direction and reality
in frontline”, “industrial efficiency and customer satisfaction” and
“plan and do.”

Please make use of the industry-specialized consulting services
(contents and records here) SC-ABeam, “the only contact window in auto
industry”, renders.
Please feel free to contact us by phone, fax or e-mail.

Phone: 03-5166-4600
Fax: 03-5166-6594
e-mail: info@sc-abeam.com
URL: http://www.sc-abeam.com


Network

SC-ABeam Automotive Consulting makes much of integrity of both the
industry-specific detailed understandings and the cross-industrial
strategic solutions, in order to render speed- and action- centric
consulting services which unite two contradictory concepts such as
“management direction and reality in frontline”, “industrial
efficiency and customer satisfaction” and “plan and do”.

We, SC-ABeam, are fortunate enough to take in necessary human and
intellectual support, depending on clients’ request and project scope,
nature, scale and level, from the two shareholders that include
Sumitomo Corporation being equipped with broad business network and
experiences in the industry, and ABeam Consulting having developed
diversified solution tools based on its experiences with global best
practices.

In addition to above, SC-ABeam has organized a network of Technical
Advisors, consisted of more than thirty professional engineers who
have just retired from development and manufacturing divisions of car
manufacturers and suppliers. Technical Advisors can assist us at any
time when necessary in the areas of technical/product development
and productivity/quality management where even higher expertise and
closer reliability are required.

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ディスクレイマー
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このメールマガジンで提供する情報、権利の帰属、当社の責任などの詳細は、
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