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2008年4月15日号【住商アビーム Auto Business Insight Vol.203完全版】
 
 

2008年4月15日
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毎週火曜日配信


   ☆【住商アビーム Auto Business Insight Vol.203 完全版】


                発行元:鰹Z商アビーム自動車総合研究所
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      完全版発行部数            7,182 人
      抜粋版発行部数           33,890 人

       自動車業界を中心に、4 万人以上! *
       * 一部重複があります。
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■住商アビーム1クリックアンケート
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自動車業界に関連するあらゆる傾向をアンケートで探ります。1 クリックする
だけでアンケートに参加でき、結果は翌週のメールマガジン上で発表されます。
皆様の率直なご意見お待ちしています!

多数の皆様にご回答頂いた先週号の結果は、「脇道ナビ」の後に掲載しており
ます。

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高齢者をターゲットに開発するべきクルマについて ⇒ 終了しました
……………………………………………………………………………………………

日本社会の高齢化に伴い、2010年には免許保有者全体の 25% が 60 歳以上にな
ると予測されています。

その世代は、いわゆる団塊世代が中心になるため、従来のシニアとは異なり行
動様式が多様で、アクティブなライフスタイルを好むと言われています。

国内販売台数の減少に歯止めを掛けるためにも自動車メーカー各社は同世代を
ターゲットにしたクルマを開発することが求められている状況です。

では、団塊世代が中心となる 60 歳以上のドライバーに対しては、どのような
方向性でクルマを開発していけば良いでしょうか。

次のうち、もっとも近いと思われるものをお選び下さい。


1.社会的ステータスを持つクルマ(高級車、輸入車)

2.趣味やレジャーに合わせた使い勝手の良いクルマ(RV、ワゴン)

3.街乗り等の生活使用での利便性を重視したクルマ
(コンパクトカー、軽自動車)

4.昔憧れていたクルマ(セダン、スポーツカー、オープンカー)

5.その他


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目次


  ◆『最近の注目ニュース』 1件

 (1)『トヨタが推し進めるゆるやかなグループ形成とその求心力』
    (トヨタと富士重工、資本・業務提携の拡大を発表。
                        スバルは『軽』から撤退)


  ◆今週のコラム 2件

 (1)「脇道ナビ」
    『第62回 ケータイが変えたもの』

 (2)「AYAの徒然草」
    『第62回 本当に論理的な考え方ができる人とは?』


  ◆住商アビーム 1 クリックアンケート 結果発表


  ◆お知らせ 3件

 (1) 住商アビームの著作
     『最新自動車業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』が
          国立国会図書館のホームページで紹介されました!!
        秀和システムより絶賛発売中(定価1400円+消費税)!!

 (2) 『中国自動車メーカーの調達戦略に見る日系自動車部品メーカー
     勝ち残りの条件』無料配布のお知らせ

 (3) 『自動車メーカーに聞く次世代型部品メーカー像と
     製品ごとのトレンド・投資戦略』無料配布のお知らせ


  ◆住商アビーム自動車総研とは?


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■『最近の注目ニュース』
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住商アビーム自動車総研のコンサルタントが、読者 3 万人以上に配信されて
いる業界最大のメールマガジン「自動車ニュース&コラム」で紹介された
記事をメインに選んだ、注目の自動車関連ニュースです。

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『トヨタが推し進めるゆるやかなグループ形成とその求心力』

◆トヨタと富士重工、資本・業務提携の拡大を発表。スバルは『軽』から撤退

                    <2008年04月10日号掲載記事>

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【1クリックアンケート結果が予見していたこと】

 先々週の住商アビーム Auto Business Insigt Vol.201 にて下記のような業
界再編に関する 1 クリックアンケートを実施した。

「自動車業界の業界再編についてのアンケート」
 家電業界では選択と集中(投資に対するリターンが得られない携帯電話や液
晶やプラズマ事業から撤退して、原子力、半導体、生産設備事業、などに経営
資源を集中など)の結果、業界再編(他社からの調達、他社への生産委託)の
動きが相次いでいます。

 また、家電業界と自動車業界は、主戦場も製品アーキテクチャも陳腐化サイ
クルも流通網も根本的に業界構造が全く異なる反面、多額の開発・設備投資負
担や同じように縮小する国内市場で過当競争を繰り広げている、といった類似
点も多く見うけられます。そんな中、今後の自動車業界における選択と集中及
びその結果としてなされる業界再編の可能性をどう思われますか。


 アンケートは 238 名の方から回答を頂き、そのうちの 157 名、67 %の方が
自動車業界でも業界再編が起こると考えているという結果となった。

 このアンケート結果が予見していたかのように、トヨタとダイハツ、富士重
工の 3 社は 10日、包括的な資本・業務提携を強化すると発表した。資本提携
としてはトヨタが富士重工への出資比率を現在の 8.7 %から 16.5 %に引き上
げる。

 業務提携としては各社は主に次の 3 点で協業する。(1)富士重工の水平対
向エンジンを搭載した後輪駆動(FR)の小型スポーツ車をトヨタと共同で開発
し 2011年末に販売する(2)トヨタから富士重工への小型車の OEM 供給を 2010
年末ころに実施する(3)ダイハツから富士重工への軽自動車と小型車「クー」
の OEM 供給を 2009年後半以降に実施する、である。

 富士重工は現在、乗用車「ステラ」や商用車「サンバー」など軽自動車 5 車
種を販売しているが、今後、軽自動車の自社開発・生産から段階的に撤退し、
ダイハツへと移管することになる。


【業界再編に関する家電業界との比較】

 上記 1 クリックアンケートでも言及しているように家電業界では昨年来、業
界再編が盛んに行われている。主だったところを挙げてみても、三洋電機が京
セラに携帯電話事業を売却、また、シャープが液晶パネルを東芝へ供給、シャー
プとソニーと液晶パネルを共同生産、パイオニアがプラズマパネルの生産から
撤退し、パナソニックからの調達に切り替える、など動きが激しい。

 自動車業界、特に日本の自動車業界は 2000年前後の世界的な再編以降、家電
業界ほどの業界再編が起こっていないが、家電業界と比較した場合、そこには
業界特性ともいうべき要因が影響しているものと思われる。

 まず、一つ目の要因は自社で抱える事業の数の問題である。自動車メーカー
は自動車事業という単一の事業を行っているのに対し、家電メーカーは総合電
機という名が示すとおり半導体、携帯電話、薄型テレビ、原子力など複数の事
業を事業部制の形で各社が行っており、選択と集中の対象として捉えやすい、
そして、選択と集中を進める際にも進めやすいということである。

 もちろん家電業界の方に言わせると、各事業間で技術の共通項はあるのであ
ろうが、軽でも大衆車でも高級車でも同じ自動車である自動車メーカーと比べ
た場合、家電業界が手がける各事業というのは明らかに共通項が薄い。

 そして、二つ目の要因は製品としての統合性の問題である。先程、家電業界
で起こっている業界再編の例として、薄型テレビのパネル供給の話を例に出し
たが、家電は製品アーキテクチャのモジュラー化が進んでおり、このような水
平分業が可能である。よって、製品の中のあるモジュールを全くの外部に委託
するといったような意思決定も行いやすく、業界再編も進みやすい。

 一方で、自動車という製品は一部、エンジンの外販といったケースは見受け
られるものの、基本的にはインテグラルな製品アーキテクチャであるため、水
平分業が行いづらく、業界再編も進みにくいという側面がある。

 このように家電業界と比較した場合、自動車業界は業界再編が進みにくい構
造ではあるものの、今回のニュースが示すとおりトヨタが軸となって徐々に業
界再編が進みつつある状況といえるだろう。

 そして、これは 2000年前後の各社が規模を追及した世界的な業界再編とは種
類の異なるものであり、各社が保有する技術や各社の得意分野に着目して行わ
れる新たな形の業界再編である。

 詳細については筆者の過去のメルマガををご覧いただきたい。

http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/aki/aki0148.html


【ゆるやかなグループ形成の求心力となる環境技術】

 家電業界と比較した場合の業界特性の違いや過去の世界的再編の教訓、経営
ポリシーといった様々な理由があるだろうが、トヨタが軸となって進展する業
界再編は今回のニュースで出資比率が 16.5 %に留まっていることからもわか
るとおり、非常にゆるやかに進展している。

 製品面での棲み分けにしても、富士重工は軽自動車をダイハツから調達する
ことで、スバルブランドでの軽自動車販売は継続されるし、後輪駆動の小型ス
ポーツ車についても生産は富士重工が行うが、販売はトヨタ、スバルの両ブラ
ンドで行うとのことである。

 グループの中で各社はゆるやかに役割分担をしながら、消費者に対しては幅
広い選択肢を提供するということであろう。勿論、役割分担により、富士重工
は自社の得意分野であるスポーティな車に集中することができるし、トヨタと
しても不足する開発リソースを補ってもらうことができる。

 そして、トヨタによる、このゆるやかな業界再編、グループ形成には同社の
サプライヤ政策にも通ずるグループとしての広義の内製化という思想を見るこ
とが出来る。

 デンソーやアイシン精機といったトヨタグループの主要サプライヤは自主独
立した企業体であるものの、トヨタとはゆるやかに結びついており、トヨタか
ら見れば信頼できるパートナーであり、デンソーやアイシン精機が生産してい
る製品はトヨタグループ広義で考えれば内製をしているといってもいい。

 そういった思想を昨今グループに加わったいすゞ、富士重工といった完成車
メーカーにも適用していると見るべきだろう。そして、このような考え方はリ
ソース不足時代において、トヨタが変わらず全領域をカバーし続けるための方
法論でもある。

 現在、軽自動車はトヨタ単体では生産しておらず、将来的にスポーツ車につ
いても同様の展開になるのかもしれないが、トヨタグループという広義で捉え
れば内製しており、変わらずフルラインメーカーなのである。

 また、このような方向性を志向していった場合、グループ経営という概念が
非常に重要となってくるのは勿論であるが、特に、これまでトヨタグループに
は属しておらず、新たにグループに加わった富士重工、いすゞといった企業に
対して彼らを束ねるための求心力が必要になってくるだろう。

 そして、そのような求心力の一つはハイブリッド技術に代表される環境技術
となってくるのではないだろうか。

 事実、今回の提携拡大のニュースの 2日後には平成 24年までに、トヨタのノ
ウハウや部品を生かしたスバルブランドのハイブリッド車を開発することが新
聞社のインタビューにより明らかにされている。

 消費者の環境意識が高まる中、富士重工にとって自社ブランドのハイブリッ
ド車を販売できることにメリットがあるのは勿論だが、一方のトヨタとしても
より多くのハイブリッド車を市場に投入することで、次世代自動車の業界標準
としての地位確立に一歩近づくというメリットがある。

 技術標準競争では先輩にあたる家電業界の事例を引き合いに出すと、薄型テ
レビ市場では、2007年時点で液晶がプラズマの市場規模の約 4 倍と優勢を保っ
ているが、元々はどちらの方式も標準を目指して拮抗しており、両方式が技術
革新を繰り返すことで市場が拡大してきた。

 その分岐点は、ソニーがプラズマから早々に撤退を決め、サムスン電子と合
弁で液晶パネル製造会社を始めたころにあるらしい。このソニーの決断により
液晶テレビの販売台数が拡大し、それにより生産コストが下がり、更に販売台
数が増加するという循環が生まれ技術標準競争に大きな差がついた。

 ハイブリッド車は次世代自動車の業界標準に近づきつつあるが、環境技術全
般にわたってまだまだ不透明な面があり、他の方式の開発も進んでいる。そう
考えると少しでも多くのハイブリッド車を市場に普及させたいということでは
ないだろうか。


【多様性をマネージする】

 一方で、今回の提携強化を契機にしたトヨタ式ものづくりの流入により富士
重工の商品が持つ独自の魅力が薄れてしまうのではないかということを危惧す
る声も一部見受けられる。

 確かに、トヨタ式ものづくりの思想は富士重工の中に流入するのだろうが、
トヨタとしてもそれによって、富士重工の商品が持つ独自の魅力が薄れてしま
ったのでは今回の提携強化の趣旨からいって本末転倒になってしまうことは理
解しているだろう。

 特に、現在は消費者のクルマ離れが進み、革新性のあるわくわくするクルマ
づくりが求められているタイミングでもある。むしろものづくり思想について
も相互に交流するべきものであろう。

 画一性からは効率は生まれても革新は生まれない。多様性がこれまでとは異
なる形で結びついたときに革新が生まれる。トヨタがゆるやかに推し進めるグ
ループ経営においては、多様性をいかしつついかにマネージしていくかが問わ
れている。

                             <秋山 喬>


<秋山執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/aki.html
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◆今週のコラム(1)「脇道ナビ」
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自動車業界を始め、複数の業界にわたり経験豊富なコンセプトデザイナーの岸
田能和氏が、日常生活のトピックから商品企画のヒントを綴るコーナーです。

【筆者紹介】
コンセプト・デザイナー。1953年生まれ。多摩美大卒。カメラ、住宅メーカー
を経て、1982年に自動車メーカーに入社。デザイン実務、部門戦略、商品企画
などを担当。2001年に同社を希望退職。現在は複数の業界や職種の経験で得た
発想や視点を生かし、メーカー各社のものづくりに黒子として関わっている。
著書に「ものづくりのヒント」(かんき出版)がある

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第62回 『ケータイが変えたもの』


 電車の中。コーヒーショップ。会議の合間。いや、歩きながらでさえ、みん
ながうつむいてケータイのメールを読んだり、書いたりする姿は珍しくなくな
ってしまった。そんな姿を、あるアナウンサーが「笏」(しゃく)を持つ人が
並ぶ儀式のようだと言った。言うまでもなく笏とは聖徳太子が持っているよう
な細長い板である。最初は式次第を書いた一種のカンニングペーパーのような
ものだったが、やがてカタチだけ残って正式な場での装束の一つになったそう
だ。

 電車の中で周りの人たちがメールをやりとりしているのをみると、私も、と
りあえずケータイを開いてメールをチェックする。何となく、「笏」を持たず
に正式な場に迷いこんだような気がするからだ。ただ、友人の少ない私にはケー
タイメールが来るはずもなく、小さなボタンを押すのも面倒なので、打つこと
もなく、すぐにしまってしまう。

 本屋さんの美術書のコーナーに行くと、人のさまざまなポーズを集めた写真
集やイラスト集がある。デザインや絵を書くときの参考にするための本である。
歩いている姿、ものを持ち上げる姿、寝転ぶ姿、走る姿、話す姿・・・などい
ろいろある。次の版からは「電車のつり革にぶら下がって、ケータイのメール
をチェックする姿」「コーヒーを飲みながらのメールチェック」などというポー
ズが追加され、「公衆電話のダイヤルを回すポーズ」といったシーンは削除さ
れるのだろう。

 時間さえあれば、「笏」を持つ人のようにケータイのメール画面を覗き込ん
でいる人たちがあふれる電車の中。あるいはコーヒーショップ、会議室、歩道
などもみんなうつむいてケータイをのぞきこんでいる。いわば、ケータイが街
の風景を変えたのだ。

 同じくケータイが私たちの周りの風景を変えたのが、ケータイのカメラ機能
だ。先日もクルマの展示会でキレイなコンパニオンに男性達が、腕を一杯に伸
ばし、ケータイを突き出すようにして取り囲んでいた。テレビのニュースでも
大事故の現場で、やじ馬たちがカメラつきケータイを突き出して撮影している
姿が写し出していた。

 ケータイが変えたのは、いつでも、どこででも、会話ができ、メールや写真
のやり取りができるようになったことだけでない。どうやら、街中や人の姿さ
えも変えたのだ。手のひらに載る小さなケータイでさえ、街中の風景を変える
ことがあることを、デザイナーや商品企画者はよくよく理解しておいたほうが
良いだろう。


                            <岸田 能和>


<岸田執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/kishida.html
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◆今週のコラム(2)「AYAの徒然草」
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仕事で成果を出すことにも自分を輝かせることにもアクティブなワーキングウー
マンのオンとオフの切り替え方や日ごろ感じていることなど素直に綴って行き
ます。また、コンサルティング会社や総合商社での秘書業務やアシスタント業
務を経て身に付けたマナー、職場での円滑なコミュニケーション方法等もお話
していくコーナーです。

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第62回 『本当に論理的な考え方ができる人とは?』


 1年くらい前に、友達とバッティングセンターに行ったのが私が生まれて初め
てバットを握った経験だったのですが、それが意外にも楽しかったので、また
行きたいなぁと密かに思っていました。

 と言っても、そんな気持ちとは裏腹に、実はとても下手なんです。ほとんど
が空振りでした。なにせ、バットの握り方は適当の上に、打ち方だってよくわ
からない状態なので、周りにいる上手そうな人のフォームを見様見真似で打っ
ているだけなんですから。それでも、まぐれで当ってホームラン(勝手にそう
思っています)を打てた時の、あのスカッとする快感が忘れられなくて、機会
があればまたやりたいなぁと、私はうずうずしていました。

 そんな気持ちに耐え切れず、先日、別の友達を誘って久々にバッティングセ
ンターに行ったんです。でもやっぱり、意気込んで行った割には私はとても下
手でした。一回 300 円で 20 球出てくるのですが、そのほとんどが空振り。
「素振りの練習をしに来たんじゃないのに、なんだか損した気分・・・」と意
気消沈していたら、私の後に挑戦した友達もほとんど空振り。「私たち、本当
に下手だよね。向いてないのかもね。」と顔を合わせてお互い苦笑いしていた
んですが、負けず嫌いの私たちがあの快感を得ずして帰るはずもなく、再び挑
戦です。

 悔しさからの二回戦。「さっきはほとんど空振りだったから、今度こそ、絶
対に当たりますように。」と祈りながらマシンにプリペイドカードを入れてい
た時、私はふと思ったんです。「プロ野球の選手だって 3 割打てれば御の字な
んだから、私がここで全部(10 割)を打とうと思わなくてもいいのかも。全部
の球をちゃんと当てようと思うから当らないのかもしれない。もっと気楽に打
ってみよう!」と。

 「20 球中の 3 割ってことは、6 球当ればいいんでしょ?いやいや、2 割で
もいいならたったの 4 球でいいんだよね。だったら楽勝かも!」そう気持ちを
入れ替えて打ってみたら、なんと初球から大ヒット。やったぁ!この快感を味
わいたかったのよ!とにんまりしていたら、次の球もカキーン!だんだんコツ
をつかんで調子良くなってきて、私は大興奮でした。

 実際のところは、バッティングセンターでは球の速度も一定ですし、フォー
クボールが飛んでくるわけもないので、ちゃんと野球をやっている人は 2 割と
か 3 割の打率じゃなくて、きっともっとたくさんの球が打てるんだと思います。

 でも、素人の私は「3 割どころか全体の 2 割でいい」と思ったことで、つま
り「8 割は打てなくてもいい」と思ったら、変な力が抜けて当たりが良くなり
とても気持ちが良かったんです。なんだかとても不思議ですよね。

 さて、ヒット連発の私の再挑戦が終わり、次は友達の再挑戦の番です。友達
は、自信に満ち溢れた私に、「彩ちゃん、二回戦は急に上手くなったけどどう
したの?なんかコツをつかんだの?」と聞いてきたので、「2 割でいい」とい
う私のおまじないの話をしたんです。

 その話を聞いてから二回戦に臨んだ友達は、なんと私以上に急に上達し、2
割どころか半分くらいの球を遠くに飛ばしていました。見ていた私も気分爽快
になるくらいです。

 みなさんもこれに似たような経験ってありませんか?ただ漠然とした話では
なく、信頼性を持った数字、つまり、さきほどの打率の話のように、「2 割」
(4 球)という根拠のある具体的な数字を引き合いに出されると、なんの疑問
も持たずにすんなりと受け入れ、納得感を持って行動に出ることができると思
うのです。もしも、あの時の私のおまじないが、「全部を打とうと思わずに、
少なくていいんだよ」というような漠然とした言葉だったら、きっと私の友達
は根拠のないアドバイスだと思って聞き流していたに違いありません。

 こんなふうに、私たちは知らず知らずのうちに「数字」に支配されて生活し
ていると言っても過言ではありません。頭の中で、様々な情報と経験則に基づ
いて演算された数字によって、いろんなことを自動的に判断し、行動に移して
いると思うのです。

 それに、私たちは、仕事の上でも様々な分野の統計データを使って分析をし
たり、それに基づいて何か目標を立てたり人に説明をしたり、そして自分自身
を納得させたりと、「数字」で表されたことをいろんな局面に利用していると
思うんです。

 ところで、みなさんが、もしもこのような状況に遭遇したら、どう思うでし
ょうか?ある仕事に行き詰まり、方向性をどうしようか悩んでいた矢先に上司
から、「僕の経験上、今までこういう時はこうすれば必ず成功していたから、
今回もこの方向でやって欲しい。」というような指示を受けた場合です。もし
も、その上司が、頭の回転が早く仕事ができ、尊敬する人であったとしても、
このような上司の判断に、「よし!そうだな。この方向で頑張ってみよう!!」
と素直に思えるでしょうか?

 私なら、到底思えません。むしろこの指示に「???」と疑問を抱き、上司
を頼らずに自分自身で新たな方法を考えないといけないな、と不安がよぎりま
す。

 「判断すること」って、その人の「主観」で決まるもので、千差万別ですよ
ね。だから、この上司のように、自らの「経験」に基づく論理的な考え、つま
り主観的な考えを部下への指示として出したとしても、それは説得力に欠けて
しまうのです。分かりやすく言うとこんな話と似ていると思うんです。

 ここにりんごが一つあるとします。「りんごは赤い」「りんごは丸い」とい
うことは、「判断」ではなくて「事実」ですよね。誰が見ても変わらない客観
的な視点で見た「事実」なのです。でも、「りんごは美味しい」とか「りんご
は甘い」というようなことは、人それぞれ感じ方が違う主観的な「判断」であ
って、それが必ずしも正しいとは限りません。りんごをまずいと思う人や甘酸
っぱいと思う人もいるかもしれません。さきほどの上司は、後者の「判断」だ
けで部下に指示を出していて、重要な「事実」がそこには無いのです。つまり、
部下に向って「りんごは甘くて美味しいと思え」と指示を出していることと同
じなのです。

 私は、こういう局面で、このような指示ではなくもっと的確な指示を出せる
人こそ、本当に論理的にものごとを考えることができる人だと思うんです。そ
れは、このような人です。

 自分(会社)にとって良い事実でも悪い事実でも全ての情報を素直に受け入
れ、その情報を分解し、その上で客観的にものごとを考え、そして最後に正し
い判断を下せる人です。努力を怠らず、聞く耳を持って柔軟な考え方ができ、
鋭い観察力のある人です。頭が良い、仕事ができる、経験が豊富というような
人ほど、自分にとって「良い情報」だけを吸収し、「悪い情報」はシャットア
ウトして、良い情報と自分の経験だけでものごとを判断しがちだと思うんです。
つまり、自信過剰な人ほど外部情報から耳をふさぎ、「思い込み」で判断を下
す傾向にあると思うんです。それでは、個人も会社も成長は期待できませんよ
ね。

 そして、本当に論理的にものごとを考えることができる人が「判断する」時
に役立つ情報の一つが、さきほどお話した「根拠のある数字」なんだと思いま
す。根拠のある数字は信頼性を強めるのです。しかし、数字でガチガチに固め
られた理論で人に説明をしても、相手を納得させるどころか却って柔軟性に欠
けるのではないかと思いがちですよね。でも、それは逆なのです。主観による
「判断」で固められた理論を淡々と述べられた状況を想像してみてください。
それはその人の意見の押し売りで、聴いている側はうんざりしてくるはずです。

 さて、こんなふうに私たちが様々な「数字」に支配されている一方で、数字
だけでは計り知れないこともたくさんあります。つまり、事実に基づく「数字」
も、個人の感覚でとらえ方がだいぶ違うこともあるので、それを踏まえた結果
の「判断」にも違いが生じてくるということです。

 たとえば、生活に密着した数字で言うと、「天気予報」などがそうだと思い
ます。私の感覚では、朝の天気予報で「今日の降水確率は 40 %です」と言わ
れると、「今日は折り畳みの傘を持って行かないといけないかな」と思います。
(私は 30 %の降水確率だと傘は持ち歩きません。)また逆に、「今日の降水
確率は 10 %です」と言われれば、「今日は傘はいらないな」と、一日中快晴
を想像します。この判断基準になるパーセンテージは、人それぞれ違うと思う
んです。

 それに、こんなちょっとしたことでさえも、人それぞれによる数字の感覚の
違いだと思うんです。みなさんは、自分のお財布の中にいつも大体いくら入っ
ていますか?いくら現金が入っていると安心できるでしょうか?数千円で十分
という方もいれば、なにか急なこともあるので最低でも 10 万円は入っていな
いと不安だという方もいらっしゃると思います。こんなことは、いくら入って
いればいいという決まりなんて無いんですから、人それぞれの感覚で決まる数
字ですよね。

 一方で、人の心情やその場の空気など、数字とは全く関係のないことを人間
の「五感」でなんとなく察しなくてはいけないことも多いですよね。こちらも
経験値によって計り知れると言えばそれまでですが、でも、なかなか実際は難
しいと思います。だって、それができれば、人を怒らせたり悲しませたり、ま
た、失恋したりすることもないはずですから。

 さて、本当に論理的な考え方のできる人は、日頃から情報収集を怠らず、頭
の中にはあらゆる情報がインプットされています。だから、そういう人と話を
していると、素直に「なるほど」と思えることが多く自然と会話も弾んでくる
ものです。

 つまり、そういう人は、会話のキャッチボールもとても上手いのです。自分
が話したいことを話すのではなく、どう返したら相手が話しやすくなるかとい
うことまで考えて、相手が受け取りやすい所にちゃんと返球できるのです。そ
の上、自分の主張したいことも事実に基づいた情報を使ってやんわりと伝達し
ているので、双方向の会話が自然と成り立ち、相手は心地よくなってくるんで
す。そうなんです。本当に論理的な考え方ができる人は、感性も鋭く、相手に
対する思いやりもあるんですね。こんなことを考えていたら、「数字」に基づ
く情報で自分の主張の伝達率を高めることは、人とのコミュニケーション能力
をアップさせることにも通じるように思えてきました。

 プロ野球選手の打率から、私の場合は「2 割でいい」というおまじないを編
み出し自分に言い聞かせ、それで上手く打てたことで、私は、私たちの生活を
取り巻く様々な「数字」がもたらす影響についてあれこれと考えてみました。
私たちは、なにかを決断をする時に、無意識のうちにいろんな「数字」で判断
していることが、思っている以上にあるようです。しかし、仕事をしている時
などは、意識的にも数字にガチガチにされた理屈で考えざるを得なくて、なん
だか窮屈だなぁと思うことってみなさんにも正直言ってあると思うんです。そ
んな時には、私の場合、またバッティングセンターに行って「2 割でいい」の
おまじないでスカっと発散しながら打率を上げていきたいと思います。そして、
私も、本当に論理的な考え方ができる人を目指して、会話のキャッチボールの
腕も上げたいと思います。


                             <佐藤 彩子>


<佐藤執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/aya.html
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◆住商アビーム1クリックアンケート 結果発表
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いつも最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
先週の 1 クリックアンケートの結果発表です。369 名の方に回答いただきまし
た。ご協力ありがとうございました。

今週より、皆様から頂いた貴重なご意見をいくつか紹介させて頂きます。

【先週の質問】
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開発に注力するべき次世代自動車について
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『「燃料電池車は本当に必要か?」、米GMとトヨタの首脳が量産化に疑問符』

◆GMのボブ・ラッツ副会長は、「最近のリチウムイオン電池の進化は著しく、
将来的には電気自動車が一充電で300マイル(約500km)は走行できるようになる
かもしれない。リチウムイオン電池で500km走行できるのなら、なぜわざわざ
燃料電池が必要だろうか? 燃料電池車は依然として価格が高過ぎて大衆市場
には向かない。コスト的に折り合いがつかない」という。

また、トヨタの渡辺社長は、「液体水素燃料を生産し、消費者に広く配布する
ためのインフラも整っていない。この先10年で燃料電池が普及するとは考えに
くい」と発言したという。
   
                     <2007年03月07日号掲載記事>
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以上の記事にあるように、自動車メーカー各社は次世代環境技術の開発におい
て選択を迫られる時期に来ているのかもしれません。

では、自動車メーカー各社が今後 5年の間に最も注力して開発するべき次世代
環境技術は何だとお考えになりますか。

最もふさわしいと思われるものを一つ選択して下さい。


1. ハイブリッド、電気自動車関連技術(高性能モーター、高出力バッテリー
  の開発。)
  ⇒ 200名(54%)
   <ご意見1>
   次世代バッテリの開発が不可欠。そうなるとエンジン・パワートレーン
   の摺り合わせ技術も不要となり、技術的には完全に電気産業の一部に属
   する。どこでも、だれでもEVは製作可能となる。自動車産業は完全に変
   革すると思う。
   <ご意見2>
   プラグインHEV,短距離用で電気自動車が中期的なパワートレインの多様
   化技術として注力すべきと思う。しかし、燃料電池はもう少し先を見据
   えてR&Dを継続すべき。

2. クリーンディーゼル関連技術(排ガスの更なるクリーン化等。)
  ⇒ 46名(12%)
   <ご意見>
   世界規模で考えるとDE車の開発普及を促進し、DEハイブリッド化が必要
   と考える。

3. 次世代燃料関連技術(バイオエタノール、バイオガソリン等への対応。)
  ⇒ 34名(9%)
   <ご意見>
   現状のインフラやエンジン技術の改良で対応できるので、廃材や農作物
   の食用部分以外から合成されるバイオエタノールが一番現実的な回答だ
   と思う。

4. 燃料電池自動車関連技術(水素燃料の安全性確保、インフラの提供等。)
  ⇒ 47名(13%)
   <ご意見>
   バイオ燃料は食品等への影響など、弊害が多すぎる。電気自動車も大き
   なエネルギーを要する発電所が必要。ハイブリッドやクリーンディーゼ
   ルは所詮、化石燃料を使う…。となると、現時点ではやはり燃料電池車
   が環境にベストではないだろうか。

5. 高度な燃焼制御技術(リーンバーンエンジン、HCCIエンジン等の開発。)
  ⇒ 28名(8%)
   <ご意見>
   小排気量で環境にも燃費の良いエンジンが望まれるのではないでしょう
   か?トルクやパワーはそんなに無くてもいいですかね。。

6. その他
  ⇒ 14名(4%)
   <ご意見>
   環境問題だけ目指すのではなく、社会と共存できる持続的な移動社会を
   目指すべき。エレクトロニクス・自動車・素材産業等日本の技術は新し
   い課題を求めている。自動車の問題が世界的課題となっているこの機に、
   本質的な解決に向けて大胆に舵を切る絶好のチャンスと考える。


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 2004年 11〜 12月にかけて、住商アビームとアビームコンサルティングが、
中国で乗用車を生産する自動車メーカー 30 社を対象に、アンケートとインタ
ビューを実施し、部品メーカーとの取引状況や今後の調達方針について調査を
行いました。

 その結果を集計し、分析を加えて、自動車部品メーカーの方々への提言をレ
ポートにまとめました。

 現在、このレポートを、弊社ウェブサイトを通じて、希望者に無償で配布し
ております。お申込は、下記アドレスをご参照下さい。

http://www.sc-abeam.com/press_release/050524/050524chugoku.html

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  製品ごとのトレンド・投資戦略』無料配布のお知らせ
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 2004年 6月に、本誌「住商アビーム Auto Business Insight」を通じて自動
車メーカー勤務の方々に自動車部品メーカーに対する意識調査にご協力頂きま
した。その結果を集計し、分析を加えて自動車部品メーカーの経営企画部と同
業界に関心のある投資ファンドへの提言をレポートにまとめました。

 ご協力頂きました読者の方には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

 現在、このレポートを、弊社ウェブサイトを通じて、希望者に無償で配布し
ております。お申込は、下記アドレスをご参照下さい。

http://www.sc-abeam.com/press_release/040817buhin.html

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自動車業界特化型コンサルティング会社『住商アビーム自動車総合研究所』
のスタッフが日々移り変わる自動車業界を、経営と現場、業界と市場を結ぶ
視点で紐解いた戦略ガイドブックです。

弊社では、この「Auto Business Insight」をより良くしていくために、
読者の皆様のご意見やご要望を募集しております。

意見、要望、質問→ http://www.sc-abeam.net/cst/mem_demand/
バックナンバー→ http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/index.html
購読解除→ http://www.sc-abeam.net/cst/mem_drop/

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住商アビーム自動車総研とは?
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 鰹Z商アビーム自動車総合研究所は、自動車業界専門の戦略コンサルティン
グ会社です。

 「自動車業界唯一の相談窓口」として、日本のリーディング・インダストリ
ーである自動車業界各社の問題解決をお手伝いするとともに、革新的なアセッ
ト・リソースをお持ちの異業種との交流・融合の触媒となって日本の基幹産業
にブレーク・スルーをもたらすこと、それによって日本全体の持続的な革新と
成長を促し、少子高齢化時代にあっても次世代の日本人たちが世界の中で現在
の私たちと同じ豊かさと誇りを享受できるようにすること、すなわち、「自動
車業界から始める日本のイノベーション」を使命としています。

 この使命のもと、私たちは、自動車メーカーからアフターマーケット関連企
業までの自動車業界各社の方々をはじめとして、自動車業界への投資や新規参
入、自動車業界向けの事業拡大をご検討中の素材、バイオ、ケミカル、光学、
通信、エレクトロニクス産業など異業種企業や機関投資家の方々の、ミッショ
ン、ビジョン、戦略の立案・決定・準備・実行をお手伝いいたします。
 特に、経営企画部門、商品開発部門、事業開発部門、マーケティング部門、
投資部門の皆様のご相談を歓迎しております。

 住商アビーム自動車総合研究所は、自動車をコア事業と位置付ける総合商社
の住友商事と、アジア初のグローバル・コンサルティング・ファームのアビー
ム・コンサルティングの2社の合弁にて設立されました。住友商事は、自動車
部品の開発・製造から完成車の小売・金融まで幅広く自動車事業に投資し、ハ
ンズオン経営を行なうことで自動車業界固有の知識・経験・ネットワークを蓄
積しています。一方のアビーム・コンサルティングは、前身のデロイト・トー
マツ・コンサルティング時代から多くの世界のベストプラクティス企業のプロ
ジェクトに関わって、国や産業の境界線を越えて普遍的な経営革新、事業成長
、収益向上のためのソリューション・ノウハウを培ってきました。

 私たちは、両株主の強みを持ち寄って、「経営と現場」、「産業(ものづく
り)と市場(マーケティング)」、「戦略と実行」など対立しがちな二つの側
面を統合した、スピード(即効性)とアクション(実効性)重視のコンサルテ
ィングを特長としています。
 「業界唯一の相談窓口」、住商アビーム自動車総合研究所が提供するコンサ
ルティング・サービス(サービスの内容や実績については、こちらをご覧くだ
さい)の活用をご検討ください。
 ご相談はお気軽に下記電話・ファックス番号またはメールアドレスまでお願
いいたします。

電話: 03-5166-4600(代表)
Fax: 03-5166-6594
メール: info@sc-abeam.com
HP: http://www.sc-abeam.com


ネットワーク

 住商アビーム自動車総合研究所は、「経営と現場」、「産業と市場」、「戦
略と実行」など対立しがちな二つの側面の統合と、スピード(即効性)とアク
ション(実効性)を重視したコンサルティング・サービスを実現するため、自
動車業界に固有の専門的な問題に対する現場志向の理解力と、自動車業界の枠
組みに囚われない戦略志向の解決力の融合と両立を重視しています。

 そのため、自動車業界で幅広いビジネス・ネットワークと事業ノウハウを有
する住友商事と、グローバル・ベスト・プラクティスに精通し、多様なソリュ
ーション・ツールを有するアビーム・コンサルティングという親会社2社から
、クライアントのご要望や業種、課題の範囲、性質、規模、水準に応じて、必
要な人材やノウハウの提供を受けられる体制としています。

 これに加えて、技術・製品開発、生産性・品質管理の領域では高い専門性と
深い信頼関係を必要とする課題も多いことから、自動車メーカーやサプライヤ
の開発・製造部門のOBを中心とする各領域のエンジニア30名以上から成る「技
術アドバイザ」を擁し、必要に応じて随時支援を受けられる体制を構築してい
ます。


What is SC-ABeam Automotive Consulting?

SC-ABeam is a strategic consulting firm 100% specialized in the
automotive industry.
We define our mission-statement as “Japan innovation beginning in
auto industry” and our vision as “the only contact window in auto
industry”. So our services and activities must be a catalyst for the
Japan’s leading industry to make a breakthrough, which could result
in Japan’s sustainable innovation and growth for the next generation
to enjoy the same wealth and pride in the world in the aging and
low-birth society as the current Japanese people.

Therefore, we, SC-ABeam, provide solutions to existing players inside
the industry that include car manufacturers, suppliers, distributors
and after-market players dealing with new and used vehicles, OEM and
replacement parts, options and accessories and automotive-related
services and finances. At the same time, we also support new comers
who intend to enter or further expand businesses in the automotive
industry with innovative asset or resources developed in outside the
industry such as material, bio, chemical, optical, telecommunication,
electronics and financial fields. Our services cover areas of planning,
determining and preparing vision, mission and strategy execution.
Inquiries from divisions such as corporate planning, product and
business development, marketing and investment are most welcome.

SC-ABeam was established by and between Sumitomo Corporation, a leading
Sogo-shosha focusing on automotive businesses, and ABeam Consulting,
the first Asia-based global consulting firm. Sumitomo has accumulated
the industry-unique knowledge, experience and network through its own
investments and hands-on managements in all areas of automotive
value-chain (starting from development and manufacturing of OEM parts
to retail sale and finance of built-up cars and trucks). ABeam, since
it was known as Deloitte Tohmatsu Consulting, has vast amount of project
experience with many global best practice companies, and is equipped
with a series of problem solution tools applicable to cross-border and
cross-industry businesses especially in the areas of business process
reengineering, enterprise growth and profitability improvement.

SC-ABeam, taking advantage of the combination of each shareholder’s
strength, makes it different from other consulting firms in its speed-
and action- centric consulting services which integrate two
often-contradictable concepts such as “management direction and reality
in frontline”, “industrial efficiency and customer satisfaction” and
“plan and do.”

Please make use of the industry-specialized consulting services
(contents and records here) SC-ABeam, “the only contact window in auto
industry”, renders.
Please feel free to contact us by phone, fax or e-mail.

Phone: 03-5166-4600
Fax: 03-5166-6594
e-mail: info@sc-abeam.com
URL: http://www.sc-abeam.com


Network

SC-ABeam Automotive Consulting makes much of integrity of both the
industry-specific detailed understandings and the cross-industrial
strategic solutions, in order to render speed- and action- centric
consulting services which unite two contradictory concepts such as
“management direction and reality in frontline”, “industrial
efficiency and customer satisfaction” and “plan and do”.

We, SC-ABeam, are fortunate enough to take in necessary human and
intellectual support, depending on clients’ request and project scope,
nature, scale and level, from the two shareholders that include
Sumitomo Corporation being equipped with broad business network and
experiences in the industry, and ABeam Consulting having developed
diversified solution tools based on its experiences with global best
practices.

In addition to above, SC-ABeam has organized a network of Technical
Advisors, consisted of more than thirty professional engineers who
have just retired from development and manufacturing divisions of car
manufacturers and suppliers. Technical Advisors can assist us at any
time when necessary in the areas of technical/product development
and productivity/quality management where even higher expertise and
closer reliability are required.

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ディスクレイマー
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