住商アビーム自動車総合研究所 SC-ABeam Automotive Consulting お問合せ地図サイトマップEnglish


住商アビーム自動車総合研究所
ホーム
私たちについて
サービス概要
自動車業界の皆様へ
自動車業界以外の皆様へ
ネットワーク
プレスリリース
メールマガジン
ライブラリー
会社概要
お問合せ
 
メールマガジン
2008年3月4日号【住商アビーム Auto Business Insight Vol.197完全版】
 
 

2008年3月4日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ☆【住商アビーム Auto Business Insight Vol.197 完全版】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■住商アビーム1クリックアンケート
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

自動車業界に関連するあらゆる傾向をアンケートで探ります。1 クリックする
だけでアンケートに参加でき、結果は翌週のメールマガジン上で発表されます。
皆様の率直なご意見お待ちしています!

多数の皆様にご回答頂いた先週号の結果は、「AYA の徒然草」の後に掲載して
おります。

……………………………………………………………………………………………
国内市場の販売施策に関するアンケート ⇒終了しました
……………………………………………………………………………………………

今週も、先週に引き続き、国内市場の販売施策について、ご質問いたします。

前回は、国内市場における販路拡大策についてご質問しましたが、最も多く票
を集めたのは、「ショッピングモールへの進出」でした。

一方で、どの選択肢を選択された方からも、低迷する国内市場を回復させたい、
という主旨の意見が多く寄せられました。

そこで、今後の新車販売の店舗形態として、次の選択肢のうちどれが消費者の
ニーズが高く、低迷する国内市場においても販売台数増加が期待できるとお考
えになりますか。

最も有効と思われるものを一つお選び下さい。


1.メーカー毎に販売車種のフルラインナップを一ヶ所で見ることができる
 大型・複合ディーラー店舗。

2.系列を超え複数のブランド・メーカーの車種を一ヶ所で見ることができる
 系列横断型ディーラー店舗。

3.小型車、SUV 車など、消費者の使用目的やコンセプトに合わせた車種タイプ
 を取扱う専門型ディーラー店舗。

4.ドレスアップパーツや用品等のオプションを施したオリジナル仕様の提案を
 行うプロショップ型ディーラー店舗。

5.ショッピングモール、シネマコンプレックス等に併設された商業施設併設型
 ディーラー店舗。

6. その他


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

目次


  ◆『最近の注目ニュース』 1件

 (1)『ソフトウェア開発における通説を日本の自動車業界は超えていけるか』
    (独VW、製品データ管理(PDM)ソフトウェア
                    「Teamcenter」を全社規模で導入)
 

  ◆今週のコラム 2件

 (1)「脇道ナビ」
    『第56回 カップの持ち手』

 (2)「AYAの徒然草」
    『第59回 「情けは人の為ならず」で生まれるもの』


  ◆住商アビーム 1クリックアンケート 結果発表


  ◆お知らせ 3件

 (1) 住商アビームの著作
     『最新自動車業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』が
          国立国会図書館のホームページで紹介されました!!
        秀和システムより絶賛発売中(定価1400円+消費税)!!

 (2) 『中国自動車メーカーの調達戦略に見る日系自動車部品メーカー
     勝ち残りの条件』無料配布のお知らせ

 (3) 『自動車メーカーに聞く次世代型部品メーカー像と
     製品ごとのトレンド・投資戦略』無料配布のお知らせ


  ◆住商アビーム自動車総研とは?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■『最近の注目ニュース』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

住商アビーム自動車総研のコンサルタントが、読者 3 万人以上に配信されて
いる業界最大のメールマガジン「自動車ニュース&コラム」で紹介された
記事をメインに選んだ、注目の自動車関連ニュースです。

……………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………
『ソフトウェア開発における通説を日本の自動車業界は超えていけるか』

◆独VW、製品データ管理(PDM)ソフトウェア「Teamcenter」を全社規模で導入

                    <2007年02月27日号掲載記事>

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【デジタルエンジニアリングへの取り組み】

 米 Siemens PLM Software 社は 2008年 2月 26日、ドイツの VW 社と Audi
社が全世界で Siemens PLM Software 社の製品データ管理ソフト「Teamcenter」
を導入・展開する大型案件の受注が決まったと発表した。

 VW 社は、すべての車両設計・製造プロセスにおいて、製品開発の進捗や生産
性、コストなどにいつでもどこでもアクセスできるような製品データ管理シス
テムを構築中。このシステムは「K-PDM」と呼ばれ、今後数年をかけて最終的に
は 4 万 5000 ユーザーに配備する。

 K-PDM はグループ全体の車両開発プロジェクトに徐々に適用していく予定で、
2007年 11月に「フェーズ 0」というプロジェクトの立ち上げを終えた。今後は
VW 社と Audi 社の車両開発プロジェクトで順次 Teamcenter を活用していくと
のことである。

 今後、更なる開発期間の短縮や開発初期段階での品質・原価のつくり込み、
部品の流用化を促進させようとすると、商品仕様情報や製品機能情報、部品仕
様情報等の開発プロセスに関わる情報を統合的に管理する PDM (Product Data
Management) システムの実現が不可欠であり、今回のニュースもそのような取
り組みの一例といえる。

 従来、開発期間の面では欧米系メーカーと比較して短かった日系自動車メー
カーにおいても、開発プロセスにおける全体最適追及の動きや、開発リソース
の慢性的不足といった状況を受け、デジタルエンジニアリングへの取り組みを
活発化させている。


【今後、より重要性を増す組み込みソフト領域】

 そして、PDM のような業務用ソフトの活用が進む一方で、
住商アビーム Auto Business Insight Vol.193
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/honj/honjo0193.html
でも本條が触れているように 今後、より一層重要になってくるのは組み込み
ソフトの領域である。

 既に一般の車両でもカーナビ分を除いてソフトウェアは約 400 万行とされて
おり、レクサス LS460 などの高級車に至っては、700 万行という航空機並みの
量となっている。このようなソフトウェアにバグが起これば製品自体の品質問
題に直結することになり、自動車メーカー各社はソフトウェアの品質確保に向
けた取り組みを開始している。

 例えば、トヨタは、ソフトウェアの品質を高めるため、車載ソフトウェアの
開発プロセスを標準化した「トヨタソフトウェア開発方式」(仮称)の策定に
乗り出しており、部品メーカーを含めてソフト開発の手法を標準化することで
基本的な開発方式を修得した技術者であれば「国籍を問わず、どこでも、誰で
も、高品質な車載ソフトを開発できる」ことを目指している。

 また、トヨタは車載ソフト自体の標準化の観点から、制御系 OS と情報系 OS
から構成される標準ソフトウェア・プラットフォームの開発も進めており、自
社使用のみならず他の自動車メーカーへも採用を呼びかけていく意向を表明し
ている。

 これまでの黎明期ともいえる状況において、車載ソフトは 1 車種ごとにオー
ダーメードに近い感覚で開発がなされていたが、今後は他の部品同様に開発効
率の向上、品質の安定化をはかり、標準化、共通化がなされていくことだろう。
ソフトウェアは量産というプロセスが必要ないため既存の部品以上に標準化、
共通化のメリットを享受しやすいものでもある。

 そして、後述するソフトウェア自体が持つ特性の面からも、よりオープンな
姿勢で取り組んでいくことが求められるだろう。


【ソフトウェア自体が持つ特性】

 先日、ある著名な自動車業界 OB の方とお会いした際に、これまで熟練の技
術が必要であったエンジンのバルブ設計が、技術的なバックボーンがない人で
も容易に可能になるというドイツ発のソフトウェアの話を伺った。

 と、同時にこのようなソフトウェアに欧州製が多いのは欧州の自動車業界に
はリカルドや AVL といった独立のエンジニアリング会社が存在し、そこが様々
な自動車メーカーの仕事をこなし、そこで得た経験や知見をソフトウェアとい
う自社の知的資産にするからだというお話も伺った。

 ご存知のとおり、ソフトウェアとはコンピュータシステム上で何らかの作業
を行うプログラムの集合体であり、プログラムとはコンピュータの行う処理
(演算・動作・通信など)の手順を指示したものである。

 それゆえ、OB の方の話とも関連するが、ソフトウェア自体が、ある特定のケー
スや特定の人物の知恵を標準化して、他のケースや他の人物でも使用可能にす
るという特性を持つ。

 また、そのような特性を持っているため、ソフトウェア開発を行う際に参照
するケースが多ければ多いほど、ソフトウェアとしての完成度は上がっていく
と同時に、データの共有といったネットワークの外部性の面を考えるとソフト
ウェアを使用するケースや人が多ければ多いほど当該ソフトウェアの普及にあ
たっては有利に働く。

 そういうわけでソフトウェアの世界にはパッケージソフトとしてデファクト
スタンダードが生まれやすく、マイクロソフトのウインドウズや SAP の基幹業
務ソフトである R/3 などはその好例である。

 そして、そのソフトウェアが持つ特性を更に推し進めた延長線上にあるのが
今流行の SaaS (software as a service) という概念であろう。それほど多く
の人が使用しているソフトウェアであるならば、各々がソフトウェアを保有す
るのではなく、皆で共有するような形で、第三者からソフトウェアの持つ機能
をサービスとして提供を受ければいいのではないか、という発想である。

 また、逆にこのようなソフトウェアが持つ特性ゆえに、自社もしくは自社グ
ループ内だけの使用を目的に開発された自社ソフトの多くは標準化されたソフ
トウェアの前に敗北するリスクを避けられない。

 日本の自動車業界においても、各社は元々、内製の CAD を使用していたが、
トヨタが 2002年にケーラムに替えて、仏ダッソー社製 CATIA を採用するなど
、今ではほぼ全ての自動車メーカーが標準化された外部の CAD を使用している。

 そしてトヨタが独自開発する車載 OS を外部にオープンにするのも、組み込
みソフトといえどもソフトウェア自体が持つ特性からは逃れられないというこ
とであろう。どんなに優れたソフトウェアであっても、クローズドな環境で使
用している限り、オープンな環境で揉まれた標準化されたソフトに取って代わ
られるリスクがある。


【通説を超えていく】

 このようにソフトウェア自体が持つ特性を考慮すると、ソフトウェアとして
の普及、生存のためには、業務用ソフトであっても組み込みソフトであっても、
開発に際して標準化を意識した俯瞰的な視点が必要となるのである。

 これまで一般に日本の会社はハードウェアは得意だが、ソフトウェアが苦手
というのが通説とされてきたが、その理由の一つには前述した標準化を意識し
た俯瞰的な視点の欠如があると推測され、それは日本の会社の成り立ちや特性
にも関係があるものと思われる。

 終身雇用、年功賃金、会社別組合に代表される日本型の会社組織においては、
従業員が安心して個々の組織の中でのみ価値を持つ組織特殊的な知識や能力、
例えば、特定の機械に関する慣れや従業員間のチームワーク、取引先に関する
知識や緊密な関係等、を育むことができ、それが自動車産業をはじめとする産
業資本主義の成功要因にはマッチしてきた。

 一方で、会社の買収やレイオフが一般的な欧米の会社においては、従業員は
組織を離れても価値を持つ汎用的な知識や能力、標準化された規格や資格など、
を身に付けることに注力することになり、自然に標準化を意識した俯瞰的な視
点が育まれることになる。

 こと、ソフトウェア開発に関してはソフトウェア自体が持つ特性上、欧米系
の会社が持つ視点がマッチするということであろう。

 ソフトウェアのユーザーである日系自動車メーカー自身が開発を主導する車
載 OS が、自動車業界全体に普及していけば上記の通説を覆す事例にもなる。
そのためには、自動車という製品に関する理解やこれまで培った品質向上の手
法に加えて、これまで以上にオープンな姿勢と戦略的な判断が求められること
になるだろう。


                             <秋山 喬>

<秋山執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/aki.html
……………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今週のコラム(1)「脇道ナビ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………

自動車業界を始め、複数の業界にわたり経験豊富なコンセプトデザイナーの岸
田能和氏が、日常生活のトピックから商品企画のヒントを綴るコーナーです。

【筆者紹介】
コンセプト・デザイナー。1953年生まれ。多摩美大卒。カメラ、住宅メーカー
を経て、1982年に自動車メーカーに入社。デザイン実務、部門戦略、商品企画
などを担当。2001年に同社を希望退職。現在は複数の業界や職種の経験で得た
発想や視点を生かし、メーカー各社のものづくりに黒子として関わっている。
著書に「ものづくりのヒント」(かんき出版)がある

……………………………………………………………………………………………

第56回 『カップの持ち手』


 私は愛妻家だ。そのため、彼女へのプレゼントには気を遣っている。以前に
海外出張へ行ったときもそうだ。ドイツの街中でおみやげを探したのだが、ブ
ランド物のバッグなどは値段が高いばかりでありきたりだ。お菓子はカロリー
が高そうで体重計に乗るたびにため息をついている妻には、いかがなものかと
思う。第一、食べてしまうとカタチに残らない…と迷っているうちに時間がな
くなり帰路についてしまった。それでも、おもちゃ屋さんで自分用のミニカー
だけは買って飛行機に乗ったのはさすがに後ろめたかった。機中で言い訳を考
えていると、機内販売でシルバー製のテディベアのペンダントを売っていた。
すかさず財布に残っていた当時の通貨であったマルクをかき集めて買い求めた。
そう、帰路のギリギリ最後まで厳選してプレゼントを選んだのだ。

 先日も同じようなことがあった。クリスマスが近づいて、そろそろ妻へのプ
レゼントを買おうと思っていたが、なかなか気に入ったものが見つからず、困
っていた。念のために言うが、忘れていたわけではない。そんなとき、近所の
スーパーで妻がお気に入りのウサギの絵柄が入ったイギリス製のカップが一つ
だけ売られていた。どうやら、半端ものらしく、ブランド物なのだが普段より
ずいぶんと安く売られていた。思わず、これならと思い買い求めてプレゼント
用に包んでもらった。

 家へ帰って安売り品だったことは黙って妻にプレゼントし、早速、私が淹れ
たコーヒーを飲み始めた。すると、妻が「このカップは使いやすいわ!」と言
った。そこで、そのカップを見てみると、親指をかける持ち手の上の部分がほ
んの少しだけ平たくなっているのと、持ち手のコーナーがわずかにふくらんで
いる。たった、それだけのことだが、親指で少しだけ押さえると安定して持っ
ていることができるのだ。こんなことに気づいたのは、普段、妻が使っている
カップを不満に思っていたからだ。このカップの持ち手は真横から見ると円の
カタチになっており、カワイイのだが、指が一本しか入らないことや親指でい
くら押さえても滑るのでカップが傾いてしまうからだ。

 妻にプレゼントした英国製のカップの絵柄や大きさからすると子ども用のカ
ップらしかったが、これなら、子どもに与えても安心だと感心した。こうした
工夫が、子ども用だからなのか、あるいは持ち手のついたカップに長い歴史が
ある国のモノだからなのか、それともブランド物を作っているメーカーの知恵
なのは分からない。しかし、少なくとも偶然にできた持ち手のデザインでない
ことだけは確かだと思いながら妻とコーヒーを飲んだ。


                            <岸田 能和>


<岸田執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/kishida.html
……………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今週のコラム(2)「AYAの徒然草」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………

仕事で成果を出すことにも自分を輝かせることにもアクティブなワーキングウー
マンのオンとオフの切り替え方や日ごろ感じていることなど素直に綴って行き
ます。また、コンサルティング会社や総合商社での秘書業務やアシスタント業
務を経て身に付けたマナー、職場での円滑なコミュニケーション方法等もお話
していくコーナーです。

……………………………………………………………………………………………

第59回 『「情けは人の為ならず」で生まれるもの』


 最近、友達への贈り物としてお花屋さんでお花束やアレンジメントを買う機
会が多く、先日も、夜の閉店間際に駆け込んで、ギリギリセーフで買い物をし
ました。もう店じまいの準備をしている時に駆け込んで来た客に、イヤな顔 1
つせずにきれいなアレンジメントを作ってくれる店員さんに感謝し、店の奥の
方にある大きなガラス張りの冷蔵ケースの中に保存されているたくさんのお花
を観賞しながら出来上がりを待っていました。その時に、ちょっとおもしろそ
うなビジネスアイデアがひらめいてしまったんです。

 実は私、日頃から、「もしも私が起業するならこれをやりたいな、あれをや
りたいな」と、色々と考えているんです。今までに誰もやったことがなく、且
つ、女性の目線でしか思いつかないようなビジネスをやってみたいと思ってい
るからです。また、そうやって常に新しいことを考えることは脳の活性化にも
なりますし、それに、「自分が経営者だったら」という視点で日頃からビジネ
スを考えることは、大切な意識だとも思っているからです。

 そんな意識の中で、私は「これは良さそう!」となにかアイデアがひらめく
と、詳細なプランを練って、実際に起業して大成功している友達たちにそれを
話し、私のビジネスプランの実現可能性と起業家としてのセンスを見てもらっ
たりしているんです。私の周りには、そういう成功者が多いので感化されてい
るのかもしれませんが、でも、クリエイティブな仕事が好きという私の元々の
気質が影響しているのかもしれません。

 さて、閉店間際のお花屋さんでアレンジメントの出来上がりを待っている間
に思ったこと。それは、この大きなガラス張りの冷蔵ケースに収まっている大
量のお花はこんなにきれいなのに、夜 8時に閉店した後は誰の目にも触れない
なんてもったいないなぁと思ったのです。お花屋さんの開店時間中だけじゃな
くて、閉店後の夜も、なにか別の形でたくさんの人に見せることができたらい
いのに。そして、そうすることで、お花屋さんにとってもプラスになることっ
てなにかないかなぁと考えてみたんです。

 みなさん、ちょっと想像してみてください。売られる前(花束になる前)の
陳列されたたくさんの種類の花々。まだ無駄な枝葉がたくさんついている切り
花とは言え、それが大量にガラス張りの大きなケースに収まっていたら、とて
もきれいだと思いませんか?豪邸にでも住んでいない限り、自分の家では花
を飾れるスペースといったって、せいぜい花瓶に 5〜 6個ですよね。それが、
家庭用の冷蔵庫の何倍もあるような大きさで、全面がガラス張りになっている
ケースの中にいっぱいの切り花が入っているんですから、それはもうそれだけ
でも 1 つの芸術となり、とても美しいものです。

 また、花束やアレンジメントになる前の切り花は、無駄な枝や葉が切り取ら
れていない分、少し野生的にも見え、なんとなく自然に帰った気分にもなれま
す。つまり、都会にいながらも、お花畑や草原にいる気分になれるのです。花
は、人に「美」だけではなく「癒し」ももたらすのです。

 私は、もっと多くの人がそのような自然に帰れる美しい花々を観賞すること
ができるアイデアがひらめいたのです。夜間だけではなく、お花屋さんが開店
している昼間も鑑賞できる方法なのです。それは、お花屋さんとレストランが
一体となった「お花屋レストラン」です。

 切り花を、少し特殊な冷蔵ケースで保存します。横に細長くて高さは天井ま
で届くくらいの高さがあり、全面ガラス張りのものに保存するのです。冷蔵ケー
スが、部屋の仕切りになるようなイメージです。それをお店の敷地の真ん中に
設置し、大きな冷蔵ケースで仕切られた二つの空間を作るのです。一方の空間
をお花屋さんの店舗として、そして反対側の空間はレストランやバーとして使
うのです。これで、「花を売る場」と「花を観賞する場」を同時に提供できま
す。

 最近のおしゃれなレストランやバーでは、店内を華やかにするために、店内
に生花が飾られています。しかし、私の考えたレストランだと、その必要はな
くなるのです。つまり、定期的に装飾用の花を買い花瓶に生けるという手間や
その人件費等がなくなります。観葉植物などをリースしているようなお店だっ
たら、その必要もなくなります。店内装飾の経費の節減になるのです。その上、
お花屋さんの大量の生花を観賞しながらお食事ができるお店として、知る人ぞ
知る隠れ家的なお店として評判になると思うのです。

 一方、反対側のお花屋さんは、店舗の半分をレストランに提供することによ
って店舗の賃料が半分になり固定費が減ります。そして、反対側のレストラン
で食事をしたお客さんに、一般客よりも少し安くお花を買えるという割引サー
ビスをつければ、レストランのお客さんは(特に女性は)、ついつい目の前に
あるきれいな花を見て買いたくなる衝動に駆られるはずです。つまり、お花屋
さんの客も増え売上も上がり、「お花屋レストラン」は、お花屋さんもレスト
ランも、お互いがハッピーになれると思ったのです。

 という、ひらめきが訪れた数日後に、驚きの出来事があったんです。朝、新
聞を読んでいた時、「あ!!先にやられた!!」と思う記事をみつけてしまっ
たのです。「これって・・・、私が思いついたビジネスアイデアと同じじゃな
い!!」と、少し悔しい思いをしてしまったのです。

 その記事は、「お花屋さんと本格的なバーが同居する」という内容でした。
最近、青山にできたお店で、お花屋さんの閉店後に同じ店内で開店するバーの
紹介でした。鉢植えや冷蔵ケースに入った切り花の香りを楽しみながらお酒に
も酔いしれることができるというお店で、まさに私が考えていた「お花屋レス
トラン」の発想とそっくりだったんです。そしてそのお店は、普段お花とは縁
遠く日々仕事に追われて多忙な生活を送っている 30 代の男性でにぎわってい
るそうなんです。「繁盛している」と聞くと、私はなんだか嬉しいようなちょ
っと悔しいような複雑な心境になってしまったわけです。

 ところで、みなさん、東京の地下鉄の駅のホームの柱によく貼ってある「地
下鉄のりかえ便利マップ」という案内図を見たことはありませんか?東京の地
下鉄ならどの駅でも、ホームの柱にたくさん貼ってあるので、東京にお住まい
の方は一度は目にしたことがあると思います。あの便利な案内図、実は、ごく
普通の専業主婦が発明したものなんですよ。

 きっかけは、この女性がある夏の日、地下鉄の駅のホームで、子どもを乗せ
たベビーカーを押しながらエレベーターを探してホームの端から端まで行った
り来たりしていた時、「どうして駅のホームには駅構内の案内図がないんだろ
う?」と、とても不便に思ったことなんです。ホームのどの辺にエレベーター
やエスカレーター、階段があるのか。お手洗いはどこにあるのか。こんな簡単
な駅のホームの案内図さえあれば、ベビーカーを押している人はもちろん、重
い荷物を持っている人なども苦労しなくて済みます。この女性は、そんなちょ
っとしたことがきっかけで、一人で地下鉄の駅の調査を始めたんです。週末に、
旦那様に子どもを預けて、東京の地下鉄の全駅(当時 256 駅)の構造を一人で
調べたそうなんです。全ての駅の調査が終わるまで、約半年もかかったそうな
んですよ。すごいガッツですよね。

 それは、「自分が駅のホームで経験した苦労は、自分と同じ子連れの主婦や、
また、ご老人なども同じように不便を感じているはず。だから、自分のための
みならず、多くの困っている人のためになることなら頑張って調査してみよう!」
という強い意思から生まれたガッツなんです。彼女の「人のためになることを
やりたい」という気持ちが、結果的に「発明」を生んだのです。

 というように、思いついたアイデアを基に計画を立てて実現させることは、
ただ単に頭の中で考えるだけの何十倍、何百倍もの労力が必要で、そこまでの
努力をした人の方が当然、素晴らしいと思います。「発明は、1 %のひらめき
と 99 %の努力だ」という言葉を、以前読んだ本に書いてあったのを思い出し
ました。情けないことに、お花屋レストランの「アイデア」だけを持っていた
私は、1 %分のことまでしかできていなかったんですね。新聞記事を見つけて
「先にやられた!」と悔しく思うことは、とんでもないお門違いだったのです。
 
 また、この発明主婦の話を聞いて、こんなことにも気づきました。人は、つ
いつい自分に有利なことだけを考えがちですが、「人のためになることをやり
たい」と純粋に思ってそれを実現すると、巡り巡ってその志が何か自分にとっ
て良いことに形を変えて自分のところに戻って来るような気がしてきました。
「地下鉄のりかえ便利マップ」の発明のきっかけは「困っている人のため」で
したが、その後この女性は起業し、現在は、このほかに様々なナビゲーション
ソフトなども作成する IT ベンチャーの社長さんとしてご活躍中で、発明家か
ら起業家の道を歩んでいるんです。

 「発明」や「起業」の目的が、最初から「お金儲け」だと、それがいずれ消
費者の目に映り、長続きせず衰退が早いと思うのです。「人のためになるよう
なこと」、すなわち、多くの人に長く愛され、多くの人に「良いもの(こと)」
だと共感し続けてもらえるようなことを実現することが、結果として自分に良
い報いをもたらすんですね。「情けは人の為ならず」は、ビジネスにも当ては
まることわざなんだなぁと実感しました。

 しかし、私のような器の小さな人間は、日常生活ですら「情けは人の為なら
ず」に当てはまるような行動ができていないのが実態です。ついつい、自分の
ことだけを考えて、自分にとって良いことだけを行動に移しがちです。でも、
これからは、日常生活から少し心を入れ替えて、「多くの人のためになること
をやりたい」という志を持ちながら、誰もやったことのない独自のビジネスを
考えて行きたいなぁと思います。

 「お花屋レストラン」のように街の「お花屋さん」や「レストラン」だけが
ハッピーになるようなことではなく、もっとスケールを大きくして、東京に住
んでいる女性のために、いや、日本中の女性のために、いやいや、世界中の女
性のために、いや、もっともっと大きく、「世界中の人々がハッピーになれる
ように」と念頭に置きながら「新しいこと」を考えていきたいと思います。そ
して、1 %分のひらめきの次のステップ「99 %の努力」がちゃんとできるよう
な人間になりたいです。

 さ〜て、そんなことを考えているうちに、まだまだ開拓されていない潜在的
な市場がたくさんあるように思えてきました。みなさんも、「情けは人の為な
らず」精神でいろ〜んなことを考えてみると、心の底に眠っている「発明魂」
「起業魂」が目を覚ますかもしれませんよ。


                             <佐藤 彩子>


<佐藤執筆記事バックナンバー>
http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/aya.html
……………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆住商アビーム1クリックアンケート 結果発表
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週の 1 クリックアンケートの結果発表です。289 名の方に回答いただきまし
た。ご協力ありがとうございました。

【先週の質問】
フィアットから新型『フィアット500』が3月15日より発売されます。欧州でイ
ヤーカーを受賞したこのクルマの国内導入は、輸入車業界でも大きな話題にな
っており、BMWミニのようなヒット商品になるか注目を集めています。

幅広い世代へのマーケティングを志向し、オヤジ世代にはルパン 3世を発表プ
ロモーションに起用、若者世代には東京・青山にクラブ併設の「フィアットカ
フェ」を開店するなど、ブランドと商品の浸透を図る計画も公表されています。

上記プロモーションのように、認知度を高める施策に加えて、購入決定まで効
果的に繋げるための販路拡大策も必要と思われます。

そこで、一般的に国内市場におけるクルマの販路拡大策として、効率的だと思
われるのは次のうちどれでしょうか。最もふさわしいと思われるものを一つ選
択して下さい。


1. ディーラーだけでなく、Web販売を充実させる。
  ⇒ 67名(23%)

2. ディーラーだけでなく、都心のインテリアショップやファッションショップ
  など異業種との協業を進める。
  ⇒ 83名(29%)

3. ディーラーだけでなく、郊外のショッピングモールなどへの進出を図る。
  ⇒ 101名(35%)

4. ディーラー以外に効果的なものはない。
  ⇒ 23名(8%)

5. その他
  ⇒ 15名(5%)


……………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………
< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
住商アビームの著作『最新自動車業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』が
国立国会図書館のホームページで紹介されました!!
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme/theme_honbun_102366.html

秀和システムより絶賛発売中(定価1400円+消費税)!!



……………………………………………………………………………………………

自動車メーカー各社の戦略、グローバル市場の動向はもちろん、サプライヤや
アフターマーケット各業態の構造や課題、業務プロセスの解説、さらには自動
車のものづくりや流通のイノベーションから、少子高齢化社会や地球環境との
共生のあり方まで、自動車業界特化型コンサルタントならではの切り口で分析・
提言した渾身の一冊です。

自動車業界にお勤めの方々や同業界への就職・転職をご希望の方はもとより、
自動車産業への投資や事業進出・事業拡大をご検討中の企業・団体の皆様のご
期待にも応えることのできる内容と確信しております。
新人研修の教材として、またお仕事の一助として、是非ご活用ください!

全国の書店のほか、以下サイトにてもご購入いただけます。




……………………………………………………………………………………………
『中国自動車メーカーの調達戦略に見る日系自動車部品メーカー
  勝ち残りの条件』無料配布のお知らせ
……………………………………………………………………………………………

 2004年 11〜 12月にかけて、住商アビームとアビームコンサルティングが、
中国で乗用車を生産する自動車メーカー 30 社を対象に、アンケートとインタ
ビューを実施し、部品メーカーとの取引状況や今後の調達方針について調査を
行いました。

 その結果を集計し、分析を加えて、自動車部品メーカーの方々への提言をレ
ポートにまとめました。

 現在、このレポートを、弊社ウェブサイトを通じて、希望者に無償で配布し
ております。お申込は、下記アドレスをご参照下さい。

http://www.sc-abeam.com/press_release/050524/050524chugoku.html

……………………………………………………………………………………………
『自動車メーカーに聞く次世代型部品メーカー像と
  製品ごとのトレンド・投資戦略』無料配布のお知らせ
……………………………………………………………………………………………

 2004年 6月に、本誌「住商アビーム Auto Business Insight」を通じて自動
車メーカー勤務の方々に自動車部品メーカーに対する意識調査にご協力頂きま
した。その結果を集計し、分析を加えて自動車部品メーカーの経営企画部と同
業界に関心のある投資ファンドへの提言をレポートにまとめました。

 ご協力頂きました読者の方には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

 現在、このレポートを、弊社ウェブサイトを通じて、希望者に無償で配布し
ております。お申込は、下記アドレスをご参照下さい。

http://www.sc-abeam.com/press_release/040817buhin.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

自動車業界特化型コンサルティング会社『住商アビーム自動車総合研究所』
のスタッフが日々移り変わる自動車業界を、経営と現場、業界と市場を結ぶ
視点で紐解いた戦略ガイドブックです。

弊社では、この「Auto Business Insight」をより良くしていくために、
読者の皆様のご意見やご要望を募集しております。

意見、要望、質問→ http://www.sc-abeam.net/cst/mem_demand/
バックナンバー→ http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/index.html
購読解除→ http://www.sc-abeam.net/cst/mem_drop/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住商アビーム自動車総研とは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 鰹Z商アビーム自動車総合研究所は、自動車業界専門の戦略コンサルティン
グ会社です。

 「自動車業界唯一の相談窓口」として、日本のリーディング・インダストリ
ーである自動車業界各社の問題解決をお手伝いするとともに、革新的なアセッ
ト・リソースをお持ちの異業種との交流・融合の触媒となって日本の基幹産業
にブレーク・スルーをもたらすこと、それによって日本全体の持続的な革新と
成長を促し、少子高齢化時代にあっても次世代の日本人たちが世界の中で現在
の私たちと同じ豊かさと誇りを享受できるようにすること、すなわち、「自動
車業界から始める日本のイノベーション」を使命としています。

 この使命のもと、私たちは、自動車メーカーからアフターマーケット関連企
業までの自動車業界各社の方々をはじめとして、自動車業界への投資や新規参
入、自動車業界向けの事業拡大をご検討中の素材、バイオ、ケミカル、光学、
通信、エレクトロニクス産業など異業種企業や機関投資家の方々の、ミッショ
ン、ビジョン、戦略の立案・決定・準備・実行をお手伝いいたします。
 特に、経営企画部門、商品開発部門、事業開発部門、マーケティング部門、
投資部門の皆様のご相談を歓迎しております。

 住商アビーム自動車総合研究所は、自動車をコア事業と位置付ける総合商社
の住友商事と、アジア初のグローバル・コンサルティング・ファームのアビー
ム・コンサルティングの2社の合弁にて設立されました。住友商事は、自動車
部品の開発・製造から完成車の小売・金融まで幅広く自動車事業に投資し、ハ
ンズオン経営を行なうことで自動車業界固有の知識・経験・ネットワークを蓄
積しています。一方のアビーム・コンサルティングは、前身のデロイト・トー
マツ・コンサルティング時代から多くの世界のベストプラクティス企業のプロ
ジェクトに関わって、国や産業の境界線を越えて普遍的な経営革新、事業成長
、収益向上のためのソリューション・ノウハウを培ってきました。

 私たちは、両株主の強みを持ち寄って、「経営と現場」、「産業(ものづく
り)と市場(マーケティング)」、「戦略と実行」など対立しがちな二つの側
面を統合した、スピード(即効性)とアクション(実効性)重視のコンサルテ
ィングを特長としています。
 「業界唯一の相談窓口」、住商アビーム自動車総合研究所が提供するコンサ
ルティング・サービス(サービスの内容や実績については、こちらをご覧くだ
さい)の活用をご検討ください。
 ご相談はお気軽に下記電話・ファックス番号またはメールアドレスまでお願
いいたします。

電話: 03-5166-4600(代表)
Fax: 03-5166-6594
メール: info@sc-abeam.com
HP: http://www.sc-abeam.com


ネットワーク

 住商アビーム自動車総合研究所は、「経営と現場」、「産業と市場」、「戦
略と実行」など対立しがちな二つの側面の統合と、スピード(即効性)とアク
ション(実効性)を重視したコンサルティング・サービスを実現するため、自
動車業界に固有の専門的な問題に対する現場志向の理解力と、自動車業界の枠
組みに囚われない戦略志向の解決力の融合と両立を重視しています。

 そのため、自動車業界で幅広いビジネス・ネットワークと事業ノウハウを有
する住友商事と、グローバル・ベスト・プラクティスに精通し、多様なソリュ
ーション・ツールを有するアビーム・コンサルティングという親会社2社から
、クライアントのご要望や業種、課題の範囲、性質、規模、水準に応じて、必
要な人材やノウハウの提供を受けられる体制としています。

 これに加えて、技術・製品開発、生産性・品質管理の領域では高い専門性と
深い信頼関係を必要とする課題も多いことから、自動車メーカーやサプライヤ
の開発・製造部門のOBを中心とする各領域のエンジニア30名以上から成る「技
術アドバイザ」を擁し、必要に応じて随時支援を受けられる体制を構築してい
ます。


What is SC-ABeam Automotive Consulting?

SC-ABeam is a strategic consulting firm 100% specialized in the
automotive industry.
We define our mission-statement as “Japan innovation beginning in
auto industry” and our vision as “the only contact window in auto
industry”. So our services and activities must be a catalyst for the
Japan’s leading industry to make a breakthrough, which could result
in Japan’s sustainable innovation and growth for the next generation
to enjoy the same wealth and pride in the world in the aging and
low-birth society as the current Japanese people.

Therefore, we, SC-ABeam, provide solutions to existing players inside
the industry that include car manufacturers, suppliers, distributors
and after-market players dealing with new and used vehicles, OEM and
replacement parts, options and accessories and automotive-related
services and finances. At the same time, we also support new comers
who intend to enter or further expand businesses in the automotive
industry with innovative asset or resources developed in outside the
industry such as material, bio, chemical, optical, telecommunication,
electronics and financial fields. Our services cover areas of planning,
determining and preparing vision, mission and strategy execution.
Inquiries from divisions such as corporate planning, product and
business development, marketing and investment are most welcome.

SC-ABeam was established by and between Sumitomo Corporation, a leading
Sogo-shosha focusing on automotive businesses, and ABeam Consulting,
the first Asia-based global consulting firm. Sumitomo has accumulated
the industry-unique knowledge, experience and network through its own
investments and hands-on managements in all areas of automotive
value-chain (starting from development and manufacturing of OEM parts
to retail sale and finance of built-up cars and trucks). ABeam, since
it was known as Deloitte Tohmatsu Consulting, has vast amount of project
experience with many global best practice companies, and is equipped
with a series of problem solution tools applicable to cross-border and
cross-industry businesses especially in the areas of business process
reengineering, enterprise growth and profitability improvement.

SC-ABeam, taking advantage of the combination of each shareholder’s
strength, makes it different from other consulting firms in its speed-
and action- centric consulting services which integrate two
often-contradictable concepts such as “management direction and reality
in frontline”, “industrial efficiency and customer satisfaction” and
“plan and do.”

Please make use of the industry-specialized consulting services
(contents and records here) SC-ABeam, “the only contact window in auto
industry”, renders.
Please feel free to contact us by phone, fax or e-mail.

Phone: 03-5166-4600
Fax: 03-5166-6594
e-mail: info@sc-abeam.com
URL: http://www.sc-abeam.com


Network

SC-ABeam Automotive Consulting makes much of integrity of both the
industry-specific detailed understandings and the cross-industrial
strategic solutions, in order to render speed- and action- centric
consulting services which unite two contradictory concepts such as
“management direction and reality in frontline”, “industrial
efficiency and customer satisfaction” and “plan and do”.

We, SC-ABeam, are fortunate enough to take in necessary human and
intellectual support, depending on clients’ request and project scope,
nature, scale and level, from the two shareholders that include
Sumitomo Corporation being equipped with broad business network and
experiences in the industry, and ABeam Consulting having developed
diversified solution tools based on its experiences with global best
practices.

In addition to above, SC-ABeam has organized a network of Technical
Advisors, consisted of more than thirty professional engineers who
have just retired from development and manufacturing divisions of car
manufacturers and suppliers. Technical Advisors can assist us at any
time when necessary in the areas of technical/product development
and productivity/quality management where even higher expertise and
closer reliability are required.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ディスクレイマー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

友人、知人、同僚、部下、上司、取引先への転送は自由です。
このメールマガジンで提供する情報、権利の帰属、当社の責任などの詳細は、
http://www.sc-abeam.com/disclaimer/index.html
に順ずる形となります。






















































 
99
ディスクレイマー 2005 SC-ABeam Automotive Consulting All Rights Reserved