仕事で成果を出すことにも自分を輝かせることにもアクティブなワーキングウー
マンのオンとオフの切り替え方や日ごろ感じていることなど素直に綴って行き
ます。また、コンサルティング会社や総合商社での秘書業務やアシスタント業
務を経て身に付けたマナー、職場での円滑なコミュニケーション方法等もお話
していくコーナーです。
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第2回 『エコロジー生活 オンとオフ』
富士山は言わずと知れた日本最高峰の山。都内から数時間のドライブで、日
帰りでも十分楽しめる避暑地です。私は先週末、都会のうだるような暑さから
逃げ出すように、富士山の五合目まで車で行ってきました。
河口湖から五合目までの山岳ドライブウェイの下にはダイナミックなパノラ
マが展開し、足元では富士五湖が輝き、まさに天と地の境と言われる別天地で
した。そんな日本一の景観の中、爽やかな風に吹かれながらのドライブを楽し
み、とても清々しい気分になりました。
普段のせわしない生活から離れて自然に親しんだお陰で、翌日からの仕事は
気分一新で身が入り、やっぱりたまには自然に触れて気分転換することって大
事だなぁと実感しました。自然の美しさ・厳しさ・静寂さ、また、不便である
ことによって人間の原点に少しだけ戻ることができたと思います。
そうしてみると、少なからず自然の恩恵を受けて生活をしている私たちは、
なるべく自然環境への負荷を減らしていきながら、自然と人との共生を図って
いくべきだなぁともあらためて思いました。オンとオフの切替えが私をそんな
気持ちにさせてくれたのです。
企業の本来の活動である利益追求の事業活動の他に、企業の社会貢献・社会
的責任(CSR)が問われる昨今、「環境」を切り口に様々なサービス・事業活動
を精力的に行っている企業がたくさんあります。でも、企業単位で何ができる
かの前に、個人レベルで「環境」への意識を高く持っていることがまず前提に
あるべきなのではと思います。
例えば、現代社会にはなくてはならない自動車の燃料であるガソリンを燃焼
させることは、二酸化酸素を発生させ、地球温暖化に繋がる要因の一つになっ
ていますが、個人が意識して不要なアイドリングをしない、エンジンブレーキ
を使う、急発進・急加速を止めるなどのエコドライブを心掛けるだけでも地球
温暖化防止に貢献し、環境保護に繋がると思います。
また、オフィスでは、印刷するものを最低限に抑えたり、裏紙を使えるもの
は裏紙を使う、会議ではなるべく紙の資料は配布せずにパソコンやプロジェク
ターを使う、使っていない OA 機器の電源を切る、ゴミを細かく分別する等、
個人がエコ意識を持って仕事をすることで省エネに繋がります。
ざっと挙げただけでも身近にできる自然環境への負荷の軽減はこんなにあり
ます。しかも、誰もが簡単にできることばかりですね。
私は前職で、環境を意識した工業排水処理剤の製品の開発・販売に従事して
おり、環境に対する意識は人並み以上に持っているつもりで、自然の中で戯れ
る爽快さとは裏腹に、日常生活では節約や省エネを意識するエコロジー生活を
心掛けています。
しかし、節約ばかりしていると心が荒むので、贅沢をする時は思いっきり贅
沢をする、節約をする時はとことんケチケチするというように、メリハリを付
けると長続きするような気がします。また、たまの贅沢があってこそ、エコロ
ジー精神が生まれるのかもしれません。オンとオフの切替えがあってのエコな
んじゃないかと思うのです。
富士山は7月の始めに山開き、8月の終わりに山閉まいで、1年でこの期間
だけ登山ができるそうです。登山の醍醐味とは、頂上まで登った!という達成
感と自分との闘いです。自分の限界に挑戦すると言えばカッコイイかもしれま
せんね。
残念ながら今年は富士登山には挑戦できませんでしたが、来年の夏は自分の
足で登って頂上からのご来光を拝み、そんな登山の醍醐味を味わいたいもので
す。
それは、自然の中でのスローライフをエンジョイしながら登山のダイナミッ
クな醍醐味も味わい、富士山のオンとオフを上手にスイッチすることになるよ
うな気がします。何ごともオンとオフ、その切替えが大事なんじゃないでしょ
うか。
<佐藤 彩子>
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